お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

回顧録 17

2015年12月03日 | 回顧録
高校時代に不思議な物を見た思い出があります。


1年生の夏休みだったと思いますが、夕食後、夕涼みの為に友達の家に行った時の事です。当時はまだクーラーやエアコンはそれ程普及しておらず、涼を求める場合は扇風機や屋外で涼むといった程度のものでした。


その晩は3人でS君の家に集まりました。そこはS君の部屋だけ庭先にプレハブ式の勉強部屋が独立して建ててありました。その時、窓やドアを全開にしても暑かったので私は外の道路に出て涼む事にしました。


そこは郊外でしたので、自然と明るい市街地のネオンや広告塔の方に目が向いていたのです。少ししてから空に丸くてオレンジ色の明るい、大きさはその場所からは1㎝位の物が見えました。広告用のサーチライトかヘリコプターの光かと思い見ていたのです。


するとどうでしょう、その光る丸い物が上下左右斜めにしかも不規則な動きをし始めたのです。ん? 変だなと思いながら確認の意味で眺めていました。ヘリコプターにしては動きが不自然ですし音も聞こえませんので、勉強部屋の中にいたS君とT君を呼び出してその変な空中に浮かんでいる物を確認してもらいました。


そうしたら異口同音、「何だあれは? UFOじゃない?」という事になり3人で見つめていました。5分程見ていた頃でしょうか、あたかもこちらの動きというか様子がわかったかの如く、その発光体は急に直線的な動きになり移動し始めましたのです。


3人で「オー! 追いかけようぜ。」という事になり、自転車を漕いで追いかけ始めました。すると発光体はスピードを上げて数分後、闇夜の中に消滅してしまいました。私たちは諦めて、元いたS君の家に戻りあれやこれやと話していましたが、夜も遅くなってきたので解散したのです。その後は、そのような物を見ることはありませんでした。


3人の6つの目で見たので間違いとか勘違いとかではないと思いますが、未だに夏になると思い出す事があります。

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