いちもく-さん 【
一目散】
(多く「に」を伴って副詞的に用いる)
わき目もふらず必死に走って行くさま。
一散。
「―に逃げ出す」
---三省堂提供「大辞林 第二版」より
ぶどう(巨峰)を食べた金曜日。
娘のジンマシンはましになったとは言え、
まだまだシャワーでないとかゆくなりそうな様子。
・・・
と言うことで、父の帰りを待つことに。
娘に切った巨峰を入れてやり、母はそれ以外の食器を片づける。
母:「それ食べたら、お父さん迎えに行こっか?」
娘:∑( ̄□ ̄;)!
娘:ものすごいスピードで残りを食べる。いや、ほおばると言った方が正しいか。
娘:「おかあさん、いくよ~♪」
娘:(
*´▽`
*)ノ~♪
母:ΣΣ(゜Д゜;)!
・・・
・・・・・
気付けば娘は玄関に。
娘:「さんだる、さんだる♪」
もう出かける気は満々だ。(^o^;
とりあえずトイレに連れて行き、今度こそ出発。
我が家は駅から徒歩5分。行きは下りなので楽チンだ。
娘と手を繋ぎ、駅へ。
母:「お星様見える?」
娘:(´∀`*)
なんて言ってたらすぐに駅のロータリーに着いた。
もう少し遅くつくはずだったのだが・・・まだ電車は着いていないようだ。
娘:「あ、わんわん♪」
見るとなぜか飼い主が犬(シェットランドシープドッグ、通称:シェルティ)
を抱っこして歩いて来る。
暑いのになぜ?という疑問を抱くがそこは無視して・・・。
母:「ほんとだ。バイバイしとこな。」
娘:(*´▽`*)ノ~~
娘:「ばいば~い♪」
そうこうしているうちに電車が到着。
母:「お父さん、まだかな?」
娘:「おとうさん、まだかな?」
母:「お父さん見つけたら行っておいでな。」
・・・とちょっと仕込んでおいた。(*^m^*)
父が見えた!!
母:「お父さんやで。ほら、行っておいで。」
・・・
・・・・・
娘:「おと~さ~~~ん♪」
娘:
一目散に駆けていく。
間違わずに父の元へ。父の足に抱きついていた。
父:(´∀`*)♪
母:「おかえり。」
父:(´∀`*)♪
母:「○○○(娘の名)が走ってきてくれて嬉しかったやろ?」
父:(´∀`*)♪
父:「え?すごく嬉しそうな子がここにいるけど。」
父:と、娘を差す。
母:「間違わずに来てくれて嬉しかったんちゃうの?」
母:「顔が笑ってるで。」
母:( ̄ー+ ̄)ニヤリ
・・・
・・・・・
滅多にそういうことでニヤニヤしない父。
・・・
しかし母は見た!!
その嬉しそうな顔を・・・。