昨晩は何かトラブルが起きたのか(原因不明?)「ブログ」の更新が出来なくなり、焦りましたが、何とか試みてようやく、いま「復旧」しました。それにしても、今日は久々に「暑い!」(バイパス通りの気温計24℃)と体感する天候でした。延期されていた運動会は最高に盛り上がったのではないでしょうか。
議会も残すところ、あと2日間です。昨日の本会議の補正予算審議のなかで、「廃プラスチック中間処理施設」の委託業務(10年間の債務負担行為)に係る費用負担の財源確保で「暑い」議論が交わされました。
この問題は、以前に議会提案されたとき、私は反対質問を行いました。「廃プラスチックの中間処理施設は『公設民営』で行うことで経費が縮減出来ること」と質問した経緯があり、会派の意見相違はありましたが「反対」多数で議案は否決された問題でした。今回の提案にあたっても、私は「公設民営」が一番安心な手法と判断していますが、家庭から出るごみの分別は進めなければならない行政課題だけに、今回は財源確保などを中心に質問しました。
私の前に同期の山中保議員(元議長)が質問しましたが、岩倉市長は財源確保のひとつとして議会側からの意見もふまえ「・・・家庭系ごみ収集の有料化も選択肢のひとつ」と言及したので、私は「提案条件には財源確保の見通しを示すべき。有料化が前提であれば賛成できない」と追及すると、「私の任期中(来年7月)には有料化はしない、と言っている。これまでの議論をふまえて『冷静な判断を』」と一見「反問権」とも受け止められるような答弁でしたので、私は「挑発的な答弁に聞こえる」と指摘し、「現時点で有料化をしない、と言う以上、現時点での提案は有料化を財源確保にしていないとはっきり言って欲しい」と再質問しました。結局、市長は「任期中に(家庭系ごみ有料化)を決断することはない」と明確に答弁したので、私は賛成の立場をとりました。
こうした議会での議論は大切なこと。意見の違いがあっても、質疑のなかで物事をそれぞれ議員が判断する。その基本は市民の目線が判断材料です。国会のように重要法案でありながら「短時間に」質疑が交わされ、最後は数の論理で議決する手法は絶対許すことは出来ません。
国が社会保障費を毎年2.200億円削減しているのに、その与党となる会派から「医療・福祉」の充実を市に求めるのは「筋違い?」と思うのは私だけでしょうか。市民生活の苦しさを知っているのなら、公党として上に意見を述べ、改善していくのが筋だと私は思います。