母の初七日を終え、ようやくブログの書き込みをする気分になりました。(少し疲れが残っていますが・・・)
9月定例議会(9/8~16)が始まっていますが、私は喪中ということもあり月曜日から議会に出席します。火曜日まで一般質問が行われますが、金曜日の一般質問で会派の冨岡隆議員の質問項目に対し“動議”がかかり、議会が空転したとの連絡が入りました。直接議場にいなかったので正確な状況判断は出来ませんが、21年間の議員生活のなかで1回目の質問後に“動議”がかかることは異例です。私も何度か質問者の質問内容や理事者の答弁を聞いて“動議”をかけた経験はありますが、質問者の質問が終わった後にかけていたので、何事なのか?と疑問を感じました。理由を聞くと、質問内容(事前に議会運営委員会で調整中ですが)の項目のなかで、質問内容を逸脱した項目が多かったことが動議をかけられたことが判りました。以前からも質問通告質問内容が違うことはしばしばあること。通告内容が“広義”あるいは“抽象的”表現がある場合に良く論じられます。今回は、「答弁をしない」ことで決着をつけたようですが、質問者にとっては質問準備に長時間勉強しただけに(答弁なしは)残念な結果です。
余計なことですが、通告者は質問前に必ず理事者側に対し、詳細な質問内容を伝えていますので、予め答弁する理事者側も質問項目については判っていたと思います。それであれば質問者に対し、「質問通告から逸脱している・・・」との情報や事前に事務局や議長などに伝えるなどの工夫もあったのではないか、と思います。
いずれにしても、こうした事例が今後の議会運営にプラスになるのか疑問を感じます。これでは、一問一答などの質疑は難しいと思いますし、予算、決算委員会での“事前通告のあり方”を考え直さなければなりませんネ。
会派としても、今回の事例を内部で検討して通告のあり方について議論をする必要があると思います。
質問とは違いますが、大臣発言の重みが、また問題になりました。誕生したばかりの野田新政権が強調していたのが、「震災復興、原発収束」です。その担当大臣が現地視察して、「死の町」と発言したのは絶対に許すことは出来ません。早くも辞任論が出ていますが、担当大臣という肩書きよりも国会議員としても資質が問われる発言ですネ。そして、任命した総理にも責任があると思います。
何故、そうした事態になったのか?安全神話で作った原発が原因であり、住んでいる住民や自治体の責任ではありません。「安全神話」と「原発建設利益共同体」の責任を曖昧にしているから、そうした発言(政府)が自然体に出るのでしょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます