このごろ、本を読んで、読後感から琴曲を作っています。作っているというか、胸に感動が残ると、曲が出てくるという感じです。読後感想曲として初めてできたのが、メアリ・ド・モーガンの「雨の乙女」というお話を語りで聞いたとき。(「風の妖精たち」の中の小編です。)(先に読んでみたい方は、私の勝手なイメージの押しつけになるので、本を読んでから、曲を聞いてみてください。↓)
☆読後感想 箏オ . . . 本文を読む
「 カランコロンうす着つっかけ風涼し 」実家の夏を思い出す。ご近所さんもうす着でつっかけ、夕涼みに外に出る。夏の花があちらこちらに咲いていて、風が吹き、セミが鳴いている。なんとなく世間話が始まる。庭があって、庭仕事があって、空間があるっていうことは、そこにたたずむということで、道行く人たちの交流が生まれる。それほど親密な関係ではなかったけれど、マンション暮らしの今にして思えば、なつかしい風景。 . . . 本文を読む