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愚かで、みじめでツラい話


ここ数週間、ワイドショーをにぎわせていた事件がある。
MDMAという聞き慣れない合成薬物を服用し、
性行為に及ぼうとした元、芸能人が、相手を死亡させたと言うものだ。
”MDMA”という合成薬物の名称は聞いたことがあっても、
ほとんどはフィクションでの話。
実際には、ほとんど分からない(分かっている人間のほうが、少数だと思われるが?)。
公判の争点となっているのは、
薬物の服用後、危険な兆候が見られてからの対応によっては、
死を免れたのでは?・・・と言うこと。
正直、どんな賞罰だとしても厳しすぎるとは、まったく思わない。
(”死刑”ともなれば、別だが・・・。)

テレビや雑誌などでの情報でしかないけど、
報道の多くは、”亡くなった女性の家族への同情”や”二枚目俳優への失望”からか、
”亡くなった女性”への追及は、ほとんど見られない。
・・・それでも、”薬物の服用”や”性行為”は
強要されたものではないらしいとは伝わってくる。
相手は、元は二枚目俳優だったので、抗しがたい魅力を感じたのかも知れない。
もちろん、誘惑するような言動もあったのだろう。
それでも、最終的には「自らの意思で、違法の薬物を摂取し、
妻子ある男性と性行為に及ぼうとした」と言うことだ。
亡くなった女性にも、同情の余地はない。
・・・でも、ね。
亡くなられた女性の家族には、
「アイツにたぶらかされなければ・・・」という気持ちがあるのだろう。
事実、そうでもあるのだが・・・。
以前にも記したが、薬物の使用は、社会に「狂気」をまき散らす行為。
正直、かなりツラいものを見せられた気がしてしまう。

追記:
本日、この記事を準備した後、テレビをつけたら、
コカインの摂取で6度目の逮捕となったタレントのニュースがあった。
・・・なんか、ね。
ホント、なんか、ね・・・。








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