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缶コーヒーのオマケから・・・:映画「バットマンビギンズ」と「ダークナイト」


コンビニエンスストアで買い物をしていると、
オマケがついている缶コーヒーがあった。
(その昔、お菓子についていたオマケの玩具を思い出してしまう?)
このコーヒーについていたものは、映画「バットマンビギンズ」で
使われたバットマンの乗り物「バットモービル」を模したもの。
昔(30年ほど前に・・・)流行ったゼンマイ仕掛けのミニカー
「チョロQ」のように車体を後方に下げることで、ゼンマイが巻き上がる。
ただ走るのではなく、底部に磁石が仕込まれているので、
缶の外側に張り付かせて走らせることもできる。
オマケとは言え、かなり精度が高い。
いくら位の単価なのだろうかな?・・・などとも考えてしまう。
車体が、砂漠迷彩の塗装になっているのは、映画の設定と関係がある。
映画「バットマンビギンズ」の中で・・・。
応用科学部門の重役が開発した特殊車両を、
クリスチャン・ヴェール演じるバットマン(ブルース・ウェイン)が
試乗するシーンがある。
これが、後にバットモービルとなる。
バットマンのコスチュームが、”黒”を基調としたものなので、
後半には砂漠迷彩から、黒へと変更もされている。
この新型バットモービルが、映画に登場したとき、
「まるで戦車みたいだ!バットマンの雰囲気に合わない」
などという厳しいコメントもあったようだが・・・。
何にしても、飲み物が欲しいところだったので買うことにしました。



バットマンは、覆面(マスク)ヒーローであるため、
正体を知っているのは、主人公と“視聴者”だけという共有意識もある。
クリストファー・ノーラン監督の「バットマンビギンズ」からの
新シリーズでは、コミック原作にはない登場人物、応用科学部門の重役を、
名優モーガン・フリーマンが演じるなどの新しい試みも多く、
興味深くもあった。
これは、バットマンが古典的なコミック作品で、
黒人(アフリカ系)の登場人物が少ないことと、
現代的なリアルな設定にするための配役かと思われる。
生身の人間であるバットマンに超人的な力を与えているのは、
特殊な武器や道具。
「バットマン・ビキンズ」では、
これらアイテムの製作過程の描写も面白さだった。
なにより、古典的なヒーロー“バットマン”の新しい描写に驚かされた。
しかしながら、上記のバットモービルなどの設定や演出へのコメントなど。
評価は色々なようだった。
これは…。
それ以前に作られたティム・バートン監督の映画「バットマン」での物語と
ゴッサムシティには、幻想的な雰囲気があり、
イメージにギャップがあったからとも思えるのですけど、ね。

追記:
「ダークナイト」
クリストファー・ノーランによる“バットマン”の2作目、
「ダークナイト」は「バットマン・ビキンズ」からの続編となる。
コミックヒーローの魅力を決める要素は、
色々あると思う。
主人公の個性に外見、特殊能力。
当然、作家の画力やセンス影響される部分が多い。
それに加えて、物語を通じて生まれる多くのエピソードが、
主人公や登場人物に、当初の設定以上の深みを与えていく。

物語の舞台でもあるゴッサムシティは、夜の街。
バットマンが、夜の主人公なのだから、
昼間のイメージがなくて、当然なんだけど、ね。
そんなゴッサムシティの昼間も、
続編である「ダークナイト」では描かれる。
映画公開時、映画館まで行く余裕がなくて、
結局、TUTAYAレンタルとなった。
迫力のある映像は、映画館(スクリーン)で見たかった。

マンネリ気味と思われがちな古典的なコミックヒーローの映像化は、
解釈によって、また別な魅力がある。
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