里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

霜が来て大根が旨くなります

2024-12-15 14:42:52 | 年末

 今朝は冷えました。玄関前に停めていた車、フロントガラスはこんな具合。お日さんに 融かしてもらう迄出せません。

 

 畑の土手、猛威を振るった草も 凍ってげんなりしてます。

 

 畝の大根も確り凍って、葉っぱはお辞儀です。

 抜いたのを放ったら 簡単に折れました。こうなると 葉っぱまで甘く軟らかくなります。葉は刻んで 炒めて雑魚なんかを入れた常備菜にしてもらいます。

 甘くなるのを学習してか カラスが土から出ている部分を突っ突き、殆ど食い開けてしまうんで ネットを掛けたり 糸を張ったりしてこっちの食う分を確保します。面倒な事です。

 最後まで頑張っていた さつま芋の蔓の山は この霜で枯れてくれそうで 燃せそうです。夏野菜トマトやナスなんかの太い茎も乾いてるんで このような山幾つかは 今度は燃せます。芋の蔓は 乾けばよく燃えます。

 家の前の柊が 花盛りです。白い小さな花が トゲトゲの葉の基から 湧いてきたように咲いて ほのかな香りも。花弁を撒き散らしてる 山茶花よりお淑やかです。

 

 冷え込むと 朱い実が目立ちます。灌木の南天に百両、千両や万両、それに大木のクロガネモチ。

 

 ヒヨが寄って来て 煩い事です。

 

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裏藪のヤブランが咲いて冬初め

2024-12-03 09:53:54 | 初冬

 ここでも 水霜が何回か来て 秋のじゃが芋は 葉っぱが焼けたものが有ります。

 夏の間 放っぽらかしていたんで、藪枯やカナムグラに覆われてしまっていた家の灌木共を救出することにしました。さすがにしぶとい蔓藪も 葉っぱは殆ど枯れてますが 蔓茎は確り樹にしがみ付いてます。カナムグラやサルトリイバラなんかの 棘やイライラが有る蔓が多いんで 皮の手袋で 引っ剥がしました。

 足元の ヤブランの藪、踏み痕に 花茎が出て 花が咲いてました。

 こいつ等も 頭の上が明るくなって もっと 花茎を伸ばして来れそうです。それでも 酷い藪屋根の下で 健気に咲いてくれた可愛い花に感謝です。

 畑は この寒さと乾きで さつま芋やなんかの残滓が一気に乾いてきました。先週は 半分燃せました。大分片付いてきました。

 今週 行って干していた大根や白菜を漬けます。

 まったく 困ったもんだの話、

  猪駆除の 大きな重い箱罠が盗まれました。道の近くに設置しておいたのが 持って行かれる原因だと思われます。道の近くとは言え 隠れている場所です。こんな物迄持って行くなんて 嫌な世の中になったもんです。もしメルカリなんかのSNS販売サイトで見かけたら 盗品で無いか注意してください!

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大根を干しました

2024-11-24 14:14:16 | 初冬

 昨日 大根を抜いてきて 洗って干しました。去年より丁度1週間遅くなりました。

 青首を10本 白首を4本。夫婦2人で食い切れるのはこんなもんなんです。

 今迄は普通にこの辺で作られていた 青首大根だけを作ってきました。今年は煮物用と説明書きに有った 白首大根を作ってみたんで、 試しに沢庵にしてみます。

 漬け用の糠は 家で精米してる時ののを使います。米は仲間のKさんに分けてもらってます。今年の新米からは 仲間の値段でも 3割近く上がりました。

 このまま 冬らしい気温が続いてくれれば旨い沢庵になります。暮には 食えそうです。

 来週には 白菜を漬けられます。沢庵ができるまでの冬の漬物です。

 今は未だ 糠味噌です。胡瓜が終わって 蕪や大根が入ってます。白菜が漬かる様になると 糠味噌の樽は 縁の下で春まで休んでもらいます。

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秋終わりの道の草刈りをしました

2024-11-17 15:57:20 | 初冬

 昨日は今年最後の道掃除、道の草刈りでした。風も無く 風除けのジャンパーを着て大草を薙ぎ払っていると 汗ばむ位です。

 道の土手は 温暖化の所為か この時季になってもチガヤなんか丈高く 茎も確りしててまるで萱みたい、刈りでが有ります。

 

 この前の道刈で刈った 外来のキリン草もまた伸びて 茎は太くなってしまい 草刈り機がキンキン言います。

 伸びた草に交じって 水仙が伸びてました。半分刈りかけて 気が付いたんで 気を付けて残して置きました。やっぱり 冬に入りかけてるようです。

 土手の上の方に 垣にしてあった山茶花は もう散り始めてます。

 

 畑地と同じ位まで 上がって来た道の垣はお茶の樹の処も有ります。爺ちゃん婆ちゃんの頃には 摘んで利用してたんですが、もうすっかり野良です。

 それでも冬に入る時期にはこんな可愛い花を咲かせてくれてます。

 

 花が少ない時期の所為か キイロスズメバチが群れてました。さすがにこの時季なんで 襲ってくるようなことはありませんでした。

 

 草を刈った境のそっち側、トラクターで耕し均した畑に 猪の跡、春のウリボウはもう若者になって 悪さも一人前になってるみたい。この冬 どれくらい罠に掛かってくれるかで これからの被害が決まりそう。

 

 道掃除が終わって 残った村の仕事は 来月の神社、お寺、集会所の掃除です。この処の 暖かさで 暮が近い感じは少ないんだけど、季節は確実に進んでるようです。 

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野良蜜柑も色付いてきました

2024-11-10 16:17:24 | 寒くなって

 日が落ちると 急に寒くなりました。夏からの夜具を 急遽冬用に代えました。あんなに煩かった 藪蚊は居なくなり一安心。今度は 漂うような飛び方で寄って来る糠蚊が主流。それでも煩いのは変わらないんですが 攻撃力は数段弱いんで 楽になりました。

 横の山際の藪に 鳥だか獣だかが蒔いて育った野良蜜柑、実が黄色くなってきて ここに有ったのが判りました。 

 蜜柑に枇杷に 野良になった果物が結構あります。

 蜜柑の下藪、彼岸花の群が 季節が進んで 葉っぱを伸ばしてきました。来年の春まで 藪の他の草共が居なくなった日当たりの藪を独り占めしてます。

 

 真夏にはこの葉っぱは無くなって、彼岸に 花茎だけ挙げてきます。

 放棄されて山に還った山藪も 覆い尽くした蔓草藪の葉っぱが枯れて、カラスウリが目立つようになりました。すっかり冬模様です。

 

 日陰の方の山藪にも 花みたいな実が目を引きます。クサギです。

 

 山の藪は 草が枯れてきて 隠されてた色んな色の実が 見えてきます。

 廊下の傍に生き残った 寒菊が咲き始めました。

 

 前には 仲間が畑の際や 垣根にも 刈り込んで形良く作っていました。爺様や婆様が逝ってしまったか 皆しんどい歳になった所為か すっかり見なくなりました。手入れをされなくなっても 寒くなってくれば 残っていた株は花を咲かせてくれます。

 畑は 昨日までに蚕豆を蒔き終わりました。畑の地主のYさんの居る部落では 神様が蚕豆を作ってはいけない と。それで 私がその分も蒔きました。

 

 あくまでも 私が作って、Yさんには出来た豆を上げる形なんです。それで 家で要る分以上蒔いてます。因みに 家の部落は レンコンがダメだそうです。

 冬野菜の 大根が大きくなってきました。2本ばかり抜きます。おでんが出来ます。

 白菜も巻いてきました。もうじき 鍋が出来ます。

 他の菜っ葉類は一寸早く大きくなり過ぎ見たいです。お雑煮用の小松菜は蒔き直しました。間に合うと良いんですが---

 

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