里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

彼岸花、今年は遅い開花です

2024-09-28 11:46:03 | 

 今朝は 昨日一日中降った雨は上がり 草には水玉が一杯です。

 土手の彼岸花が咲き始めました。去年のブログでは1週間以前に開花してたんで 確かに今年は遅くなってます。

 

 周りの株は この雨で沢山の花茎を上げてます。一面の真っ赤なお花畑になるのは もう2~3日掛かりそうです。

 それにしても 今年の暑さと乾き続きの所為か 開花はバラバラになってます。

 ベランダの 月下美人が 良い香りで 真っ白な花を咲かせました。彼岸花の時期に 真反対の花なんで 挙げて置きます。

 

 もう一つ ベランダの花、奇麗な黄色の 素心が咲き出したんで、付録に、

 

 1陣、2陣の冬野菜苗が出て行って 残った苗がまだ少し残ってます。芽を出したばかりのレタスと 2回目のステイックブロッコリーに玉葱や葱なんかです。

  

 この前迄の乾きと暑さ、日の強さで 前に持って行って下した苗は 着きが悪かった。それで もう何回か苗作りが要るようです。

 9月に入って 蒔き始めた冬の菜っ葉が この雨で息を吹き返したみたいです。出た芽は かなり虫に食われ痛めつけられましたが 何とか食う分位は出来そうです。乾きで出なかった 牛蒡や菜っ葉の一部は蒔き直しました。

 大根です。随分虫に食われましたが 沢庵の分まで確保できそうです。

  

 この後 蒔くのは 豌豆や蚕豆です。霜が來る前に 芽だけは出させておくように 11月末迄には蒔くつもりです。それで今年の 蒔くものはお終いです。

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カナムグラ(鉄葎)を剥がしました

2024-09-22 10:41:24 | 

 彼岸になって やっと少し暑さから解放されそうです。彼岸花も ぽつぽつとですが 咲き始めてます。

 暑さが堪えるようになって 家の周りの手入れを怠けていたもんで ひどいことになってます。特に ヤブガラシや烏瓜の仲間が 植木や竹に登り付き覆ってしまってます。 

 

 まるでお伽噺の 古城みたいになってます。特に鉄葎はここへ来て 急に茂った感じです。下の植物を完全に覆い隠し房になった花穂を一杯出してきてます。

 名前の通り 蔓は丈夫で その上 細かい棘びっしりで 引き剥がすために引っ張る時には 丈夫な手袋が必需。茎や葉を うっかり肌に擦ったりすると水ぶくれになります。 

 

 花のうちに すっかり退かせてしまわないと 種をばら撒いて来年は もっとすごい事になります。

 と言う事で 下の写真は 覆っていた奴を引っぺがしたのの一部です。茎の下の方は 木の蔓みたいになってます。

 

 根っ子からの茎は もう全く木の蔓です。

 

 花穂です。今から 覆っている藪一杯に この花穂を出します。それなんで もう 放って置けません。大汗かいて 蔓のカーペットを引き剥がしました。

 蔓が無い方の藪です。イノコズチが 灌木みたいに育ってます。こっちはもうひっつく迄種が育ってるものも有ります。こっちは 刈払い機の出番。

 

 草は放って置けば 枯れるから、--と 90を過ぎた 兄は笑いながら言いますが、刈って乾かして 集めて燃すと やっぱり片付いた感じになります。

 畑で 野良になった紫蘇が花が咲いてます。

 

 等週には扱いて 漬物になります。秋のご馳走です。

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穂紫蘇

2024-09-15 14:40:17 | 秋の走り

 昨夜 一寸だけ降ったようで、草の葉に球になって残ってました。このまま定期的に降ってくれれば 秋らしくなるんですが、この気違い気候は 落ち着いてくれるんでしょうか。

 ←左の写真をクリックすると拡大

 家の畑で 野良になった 紫蘇は何を基準に育ちの仕組みを変えているのか、こんな異常気候でも、穂を作って 店仕舞いの支度の様です。

 

 枝先毎に 花穂を着け。伸ばし 白い花を咲かせ始めてます。もう少し進んで 紫蘇の実に成ったら 若い内に扱いて 漬物にします。

 同じように 野良になった赤紫蘇の方は 少し鈍感なのか、未だ 花穂の立ち上げは遅れるようです。香りは 赤紫蘇の方が強く、アクも強いですが、使い出があります。

 

 畑の土手の 蓬も枝先は花穂になって、種に次の世代を託す支度です。

 

 隣の畑、若い者が野菜を作ると言って広く借り集めたが 手が回らないか 荒れてしまってる、の土手に 前に作っていた爺様が楽しんでいた 朝顔が残ってました。花は小さくなったんですが 健気に 草の中でも 頑張ってます。

 

 家の畑でも健気な奴。草に侵略されてますが 頑張って、未だ こんな可愛い花を咲かせてます。落花生です。

 

 もう暫くしたら 畝の上にテグスを張って カラス除けをします。家で食べる分と 一寸分けて上げたい人への分が採れれば良いんです。

 先週蒔いていった 大根が芽を出してました。根性大根です。ろくに降らなかった筈、朝晩の僅かな露なんかを集めて 頑張ったようです。

 同時に蒔いた Yさんの畑です。今年は自家用だけ、漬ける分と 日用使いだけにする、言ってましたが、几帳面な性格そのままの畝です。

 先週 下して置いた 白菜やキャベツも ほんとに頑張って着いてました。

  

 蕪や菜っ葉なんかも 蒔いておいたんですが 大根程の根性は無いようで 殆ど芽は出してません。降ってくれなければ 蒔き直すようです。

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ベラドンナリリー、秋が始まります

2024-09-08 11:48:31 | 秋の走り

 日差しが有るうちは ひりひりする暑さは変わりませんが、日が落ちると 汗が引いてくるような風が吹く様になりました。ツクツクボーシが もう夏が行ってしまう、と 必死に夏を引き留めようと鳴いてるように聞こえます。

 夕方になると 鈴虫、松虫に色んなコオロギが鳴き出し アオマツムシが他の鳴き声が聞こえない煩い音量で鳴き競います。

 彼岸花に先立って この花 ベラドンナリリーが咲き出しました。

 

 今の時期 葉っぱも無い地面から いきなり花茎を伸ばしてきて、こんな奇麗な花を咲かせます。

 畑の土手に 韮も花盛りです。秋が始まったようです。

 

 草共の勢いがピークで そこら中草藪になってます。道端の草叢、蛇草なんかの一色のなかに この露草の青色が目立ちます。

 

 畑は冬野菜の支度です。草を刈り払って、耕し 種を撒いたり 苗を下したりが出来るように。

 蔓延り放題の蛇草やなんか、大汗をかいて刈り払った所をMさんがトラクター、管理機で耕してくれました。

 大根を蒔いて白菜とキャベツの苗を下し、人参にホーレンソウと蕪を蒔いておきました。

 冬野菜の第1陣です。苗は半分は夜盗虫に遣られますんで、ベランダで 予備の分を追加で育ててます。

 鷹の爪が朱くなってきました。

  

 強いお日さんの日射しに負けない 光沢のある赤色です。今年は沢山作ったんで 漬物用には十分、漬物が好きで 色々漬けているMさんにも上げられます。

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台風が行って 季節が進んだみたいです

2024-08-17 12:23:44 | 秋の走り

 昨日 夜どうし吹き降り荒らし回った 台風の端っこが行ってしまい、今朝は静かです。ベランダから持って来た 地ばい胡瓜の苗を雨でたっぷり湿った 畑に下しました。

 台風前の暑さと乾き続きで 胡瓜やナスなんかの夏野菜が 硬くなって年寄りの歯に堪え、一雨欲しい山の畑には 有難い雨でした。

 今朝 胡瓜を下しに出て来た畑は すっかり秋みたいな感じです。あんまり暑くて ほったらかしてきた畑は 草が占拠して凄い事に。

 胡瓜の手だった所は 南瓜に乗っ取られ、その南瓜も野分に曝されて 盛りを過ぎた姿を曝し 秋の風情。

 この白い南瓜は 冬至の頃まで 保存の出来る 旨い奴なんですが、放ってあるもんで 遣りたい放題、成ってる奴を拾って歩くのに苦労します。いずれにしても 秋野菜が始まるんで この草叢はすっかり刈り払って 始末しなけりゃなりません, ため息です。

 山の方を見るとこんな風です。大草が盛りを越えた感じ、すっかり秋が始まったみたい、物凄い暑さなのに!

 

 畑の隅に残した 吾亦紅が花穂を紫に染めてきてます。

 

 そう言えば、日が落ちると 居間の前の草叢から ガチャガチャの煩い声や他の秋の虫の音がしてました。暑い暑いと怠けている内に 季節はどんどん進んでいるようです。

 去年は草に埋まって ろくに収穫出来なかった薩摩芋です。今年はマルチのフイルムを敷いて 万全の構えで 作ったんですが、この状態。草叢みたいですが ちゃんと芋の葉っぱも見えてます。こうなると もう芋の力に頼るしかありません。 

 家の芋畑は 電気柵の中なんで 猪には遣られない筈でしたが、草には負けそうです。

 欲張って広げた落花生の畑。こっちは 草の侵略がもっと深刻です。此処迄蔓延られると 今や手遅れです。畝に蔓延った蛇草を 引っこ抜くと、育ち始めた 豆の莢も一緒に抜けてしまいます。

 蛇草や藜なんかがこう蔓延る前に、小さい内に取って置けば良かったんです。が、小さい内は未だ良いか、と 草なんて 大した事は ないない を決め込んでる内に こうなってしまったんです。

 こっちも豆に 頑張れ頑張れ!と声をかけるだけになりました。

 下の放棄畑、もう完全に山に還ってしまった藪も 烏瓜や葛なんかの 蔓草が覆ってしまいました。篠竹の藪の中には 猪が作った道まであります。

  

 篠竹は豆や胡瓜なんかの手にするに十分すぎる太さです。村に畑仕事の爺ちゃん婆ちゃんが元気だった頃なら こんなに藪にして置かなっかったんでしょうが もう誰も手を掛ける者は居ません。

 家の畑がこうならないように 草を退治して 冬野菜に備えます。

前に今の畑を作ってた U婆ちゃんに、草の種を落とさせないようにしなけりゃ駄目だ!と ずっと言われてたんですが、中々そうはいかない。婆ちゃん、ごめんなさい。

 

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