先日の14日が最終日だった “タイランド オープン” は、ワンアジア ツアーの主催でした。
ゴルフ場は スワン ゴルフ&カントリークラブでしたが、ワンアジア ツアー? 聞き慣れないプロ 組織か
と思います。 それもそのはず、2009年にスタートして この年は4試合のみ、昨年10試合、そして 今年は
13試合が予定されており、タイで開催されるのは 昨年に続いて二回目のタイランド オープンんなんです。
2008年の2月のことでした。 中国ゴルフ協会・オーストラリアPGA・韓国ゴルフ協会・日本ゴルフツアー
機構の4団体 (発足メンバー) の代表が集まり、アジア・パシフィック地域に おける新しいプロゴルフ
ツアーの発足に向けての話合いが持たれました。 その基本主旨は、同地域を 代表するツアーを 築き、
次世代における世界的に活躍する選手を 輩出するステージを 造ることとして、準備に入ったんですネ。
ですので、今年で まだ 三年目なんです。 主に オーストラリア・中国・韓国で開催されており、まだ
日本では開催されていません。 そりぁ~、日本では まだ 馴染みがないのは当然ですよネ・・・
ただ 「アジア・パシフィック地域で、米国 PGAツアーやPGA欧州ツアーに 匹敵するプロゴルフツアーを
組織する」 と 謳っている新興のワンアジア ツアーですが、国際的に認知される為には、米・欧・豪・南ア・
亜・日の6大ツアーで構成されている 「インターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ」 に
加盟する必要があります。 非加盟ツアーは、メジャーやWGCといった世界的な広がりは難しいとの事。
昨年のマスターズが行なわれたオーガスタで、フェデレーション会議が開かれ、ワンアジア ツアーの加盟に
ついて 議題に上る噂があったようですが、どうやら まだ 認知されていないようです。
発足当時の話しですが、ここで面白くないのが 歴史もあり 現在 欧州ツアーとの連携を 強めているアジア
ツアーでした。 ワンアジア ツアーはアジア ツアーに一声も掛けず、カヤの外にされた形にもなり、
アジアン ツアーは 猛反発していた、と聞いています。 ・・・ そりぁ~ 怒って当然でしょう。
ワンアジア ツアーの発足準備メンバーに名を 連ねた日本ゴルフツアー機構でしたが、アジアン
ツアーとも 友好関係にある為、中立的な立場で 成り行きを 静観していたようですヨ。
なにせ アジアン ツアーはアジアン ツアーのメンバーが ワンアジア ツアーの試合に出たら、制裁金
(5,000ドル) を 課すると、言いだして 暫くは 対立が続いていましたからネ。 険悪ムードだったと…
ですが、今回のタイ人プロゴルファーの参戦者を みると、トンチャイ / マークセン / アフィバーンラト
選手はじめ30数名参戦しているので、双方で 何らかの解決策を 見出したのでしょう・・・
長くなりますので、明日に続きます。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
考え方が違うとやはり厳しいんでしょうかね?
少し心配ですネ・・・