コロナは感染を広めながら、人々を試しているのかも？

　
　今年の春節･中国旧正月は２月12日ですが、やはり 新型コロナウイルス感染症の
拡大防止のため、バンコク都知事は４日、春節イベントを中止すると発表しました。

昨日のバンコク都の新規感染者は３人と、小康状態を保っていますが、バンコク西郊のサムット
サコン県では、外国人労働者の感染は出ていますからネ。例年の春節では、中国系住民が多い
ヤワラート通り初め、各地方都市でも中国系タイ人が多く住む地で様々な行事が行なわれます。

　

春節はタイの祝日にはなっていませんが、今年は中国人を中心に各地で観光活性化のため、特別
公休日に指定されていました。特にヤワラート通りは、古くから華人が暮らす街として知られ、
バンコク都の始まりは、この地と言っても過言ではありません。世界的にも有名な中華街です。

それが、元旦にかけてのカウントダウンも中止され、春節も中止となりました。　タイには
三つの正月があると言われています。タイ人が最も心待ちにしている一番の正月は４月のタイ
正月（ソンクラーン）。開催できるのでしょうか。それとも二年連続で中止なってしまうのか？

　

個人的な見解ですが、タイの行く末も この４月のソンクラーンが通常通り行なわれるか、
否かで、今年下半期から来年の観光化や経済の立て直しが決まってくるように思います。
ですので タイ人のお正月が平常通りか、とても重要な要素になって来るでしょうネ。

昨日は昔からタイの慣習や文化はじめ、様々な教えを頂いた先輩が 突然亡くなり、葬式の
準備と参列など慌ただしく過ごした一日でした。でも昨日のマスク着用ではありませんが、

　

バンコク都から80キロの場所でも多くの人が集まる中、コロナに対して 実に緊張感を保ち
続けて行なっていました。改めてコロナに対するタイの人々の意識の高さを実感しましたネ。

コロナ禍では感染していることを前提に、人に移さないように慎重な行動を心がけることが
最も重要でしょう。先輩の家族と親族、集まった人たちが そんな意識だったと思いました。
コロナは、ルールとマナーの両立が、かなり有効な感染防止策になるはずです ・・・

　

そう考えると、コロナの問題はウイルスでなく、人々の問題と言えるのかも知れませんネ。
例えば 交通規則でも、各自が好き勝手に運転したら事故が増えてしまうことは当たり前です。

コロナと同じような気持ちで運転すれば、事故は減るでしょう。ましてや交通ルールがあるのに、
どうして、タイの一部の人たちは車の運転になると、それが出来ないのでしょうネ。　　　


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