タイ国も11月1日から46カ国の外国人受け入れ、準備万端のようです。
昨日の日本のテレビニュースでも、スワンナプーム国際空港にて職員らの最後の
訓練などが放映されていましたネ。タイ人職員らが外国人になって入国の手続きや
熱を出した乗客を別室に移動させるなど緊急時の対応などを確認していました。
なんでも、11月1日 最初に到着する便は、成田空港からだそうですヨ。 果たして、
何人くらいの日本人が搭乗しているんでしょうネ。 当然のことでしょうが、スワンナ
プーム国際空港の関係職員全員がワクチン接種は終えており、それにも用意周到です。
ただ、受け入れをスタートさせる17都県では新規感染者は、依然として確認されています。
28日もバンコク都845人、パタヤが位置するチョンブリ県は375人、チェンマイ県356人、
「サンドボックス」で外国人旅行者の受け入れをしているプーケット県でも75人です。
そのエリアでの市民の7割以上の二回目ワクチン接種も、まだ完全ではありません。
<タイ保健省が実施したアマナイ世論調査>
このような情況を踏まえているからかな。最新のタイ保健省が実施した世論調査(10月
14日~25日 = 1,512人)では、タイ人の約 92%の人が、11月からの46カ国から観光客
受入に懸念を示しています。受入により新たな流行を引き起こすことを恐れているよう。
再開国により「新たなウイルスの流行が起こるのではないか、地方が開かれることで市民たちが
油断してしまう、自分や家族が外国人旅行者から感染してしまうのでは、感染拡大で再びロック
ダウンとなるのでは、病院のベッド数が不足するのでは」 … … 等々を懸念しているようです。
それには、チェンマイ県において新規感染者が高止まりし、医療が逼迫しているニュースも
懸念の後押しをしているのでしょう。保健当局によると、同県のコロナ病床使用率は28日
時点で、中等症97%(病床数595)、重症100%(病床数92)に達したようですからネ。
重症病床の使用率100%は厳しいですネ。国立チェンマイ大学医学部長のバンナキット・
ロージャナーピワット博士自ら、“感染拡大の状況は深刻で、一日あたり300人〜400人の
<バンナキット・ロージャナーピワット博士>
新規陽性者が確認されている。 また、県内で新型コロナ重症者の治療が行なえる病院は
二カ所しかなく、新たな重症患者の受け入れは困難であり、感染者数を減らすことが急務だ“
として、全県民のワクチン接種の加速を呼びかけているくらいです。
11月1日以降に訪タイする外国人は、この現実を踏まえたうえで訪れて下さいネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます