タイのこんな間違いは 無くしたいですねぇ～

　　
　先々週あたりでしたか、タイ北部メホンソン県の山岳地帯にあるカレン族の村に、「119歳」の
男性がいると話題になっていたのは ・・・　それが一昨日、急遽 亡くなったというのです。

日本のニュースでも、119歳のお年寄りが元気に生活する様子が映し出されていましたので、
本当かな？ なんて 見ていただけに、この二つのニュース共々 驚きましたねぇ～　
（報道も 「世界最高齢となる119歳の可能性がある」 とニュアンスも変わっていましたがネ）

　

その男性は ガームー・トンナムチョークディーさんですが、親族によると、21日朝、自宅で横に
なっているガームーさんを 発見したそうで、地元の警察は、ガームーさんが転倒した可能性もあると
みて死因を 調べているようです。　３日間 葬儀が行なわれるといいますから、今はその最中でしょうか。

地元役場の記録によると、ガームーさんは　1894年５月８日生まれの119歳とのことですが、タイの
地方では、特に高齢者の生年月日が正確に把握されていないことが多く、追跡調査は難しく、年齢の
信憑性も不明でした。　よって、ギネス世界記録に申請するかどうか、検討している最中でした。

　

　もし事実なら、現在 世界最高齢者とされている115歳の大川ミサヲさん （大阪市東住吉区） よりも
４歳も年上となります。　今まで紹介される110歳以上の高齢な人は、ほとんどが横になっている姿です。

自分で魚を 捕ったり、森で野菜を 採ったりして生計を 立てている人なんて、見たことありませんから
正直疑っていました。　テレビ画面からすると どう見ても80歳、いや それ以下のご老人でしたもの。

　

つい最近の亡くなる前のインタビューが残っていますが、若い頃は 数家族で山中を 移動する生活を
していたため、世の中で何が起きていたのか記憶はないそうです。　第２次世界大戦時は「19歳だった」と
答えるなど曖昧さも。　末娘は現在40歳ということですが、夫婦共80歳代の頃の子どもになりますしネ。

またまた、同じ村の 「116歳」 という女性も、10代の時に日本兵を 見たと話しているそうですが、
その記憶が正しければ80～90代のはずですネ。　役場の記録は1950年代に行なわれた国勢調査に
基づくものといいます。　タイ語を 理解しない村人も多く、間違って登録された可能性も多々ありますネ。

　

　亡くなった人に申し訳なく、誰も言いませんが、これは 間違がった調査に違いありませんネ。　
これがまかり通ると、150歳も200歳の人も出てきてしまいますからねぇ～　
　ここはハッキリしておかないとネ。　　　　ワタシが叫ぶ問題じゃ～ないですネ ・・・　　　



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