今週のバンコク週報の時流に 興味深い記事が掲載されていました。
「バンコク都庁が試験的に都内の高等学校にコンドーム自販機を 設置したところ、保護者の抗議が殺到し
余儀なく撤去された」 というのです。 このプロジェクトの責任者である副都知事は 「保護者は頭が
固い、若者の現状を もっと勉強すべきだ」 と嘆いています。 嘆く理由がこんなにもある、と・・・
<現状を知らない…>
まず、今年の 「子供の日」 の1月8日、若者とアピシット首相とで質疑応答のある会合が開かれ、
近年社会問題となっている 「10代の妊娠」 について意見が交わされました。 この会合で若者達
自身からアピシット首相に、現実に起きている問題を 提起し、政府の支援を 強く要請しています。
・女子生徒が妊娠を した場合、退学を余儀なくされる等、無条件に学校から締め出されている。
・退学した女子生徒の多くが、子供を育てる為に働いているが、中には生活費捻出の為
薬物などの犯罪に 関わることも多い。
・一方、学業を 続ける為に 違法中絶に踏み切る少女も少なくない・・・・
<親と子の認識のヅレ?>
また 社会開発・人権保護省の調査によると、全国では常に数十万人の女学生が望まれない
妊娠のリスクにさらされているほか、13歳から22歳で妊娠した女性の84%が 「妊娠を望まない」
と 回答している・・・ 等々。 政府は多種にわたる考査資料を 持っているようです。
ピシット首相は、会合で 早急に 議会で再び検討することを 約束しています。 そんな表われが
コンドーム自販機になっているのかも知れません・・・ やり過ぎかなぁ~
この高校へのコンドーム自販機の設置、日本の親御さん達はどう思うでしょう?
<コンビニでは、店頭に置かれ売られている…>
副都知事と関係者は 更に 訴えます。 タイの親たちは、こんなアンケートを 知っているのかと!
先の14日のバレンタインデーを 前に、タイの私立アサンプション大学が バンコク首都圏の
12歳から24歳の 1,256人を 対象に行なったアンケート調査で、 こんな数字が出ていることを・・・
「バレンタインデーに性交したことがある」 ・・・ 29.4%
「今年のバレンタインデーに性交する可能性が非常にある」 ・・・ 16.9%
「性交する可能性がほどほどにある」 ・・・ 12.7%
「バレンタインデーは特別な日だと思う」 ・・・ 39.5%
また コンドーム自販機を 高等学校へ設置したのは、こんな政府の背景もありました。
長くなりますので、明日に続きます。
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