岸田首相がG7(主要7カ国)会議で、日本の水際対策を大幅に緩和するという考えを
示すも、一向に 進んでいる様子が見られません。それに痺れを来たしたのか、観光業界が
一体となって、国土交通省に外国人観光客の受け入れの早期再開を要望しましたネ。
政府は、世界のコロナ情勢を見ているのか? 今だに、”国内外の感染状況を慎重に見極め、
来月以降、段階的に再開する事を検討している” なって、悠長なことを言っています。
<高橋広行会長(右三人目)>
日本旅行業協会のJTB 高橋広行会長は、“経済の本格的な回復にはインバウンドの復活が
欠かせない“ として、日本旅行業協会、日本ホテル協会、航空大手や JRグループなどで、
コロナの水際対策について要望書をまとめ、12日に斉藤国土交通大臣に手渡しました。
また、現在 一日当たりの入国者数が1万人の上限撤廃や、外務省が国別に発表している
「感染症危険情報レベル」の引き下げも要望しているようです。
でも もっと早くに、強く要望すべきですよねぇ~ 今では、観光目的の入国を認めて
いない国は、日本や中国くらいで 極めて少なくなっており、異常な国扱いされています。
高橋会長らは、“このまま厳しい対策を続ければ、世界に必要とされない「観光孤立国」と
なりかねない。インバウンドの復活は経済のV字回復にとって重要なポイントだ“ として、
外国人観光客の受け入れを早期に再開するよう求めています。 全く その通りでしょう。
今の1ドル130円前後の円安の為替相場で、外国人観光客の受入を再開できれば、日本
経済に潤いをもたらしてくれ、大きな味方になるでしょうしネ。チャンスにもなります。
ただ この円安は、タイ国で暮らす日本人や訪タイする人たちにとっては、大きな痛手です。
今 1万円が、2,700バーツを切っている状態です。4,000バーツ近くあった頃が恨めしい(苦笑)。
タイ国は承知の通り、入国規制を5月から緩和し、ワクチン接種済みの訪問者は、入国時の
PCR検査と隔離を不要とし、日本人の訪タイ者も増えつつあり、注目されている最中です。
<エアアジアもスワンナプーム空港に帰ってきた>
6月5日からは、スワンナプーム国際空港へタイ・エアアジアが成田~バンコク線を再開、
7月15日にはタイ・ベトジェットエアが、福岡~バンコク線を開設する事が決まっています。
現在、日本とスワンナプーム空港を結ぶ直行便は、JAL・ANA・タイ国際航空・ZIPAIRの4社が
運航中ですが、6月には日本からスワンナプーム空港への直行便は 計6社になり、コロナ前
よりも増加しますからねぇ~ タイ国の入国規制緩和に合わせて、徐々に日本から
来やすくなりつつあるというのに、この円安は痛いですねぇ~ いつまで続くやら?
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