どうしたんでしょう? タイ国でのコロナによる死亡者が、急激に減少しています。
4月中旬過ぎから増え続け、29日129人、30日126人と120人を超えていましたが、5月
1日から外国人訪問者へ規制を大きく緩和したと同時に、1日91人、2日84人、3日
77人と、減ってきました。4月30日まで15日連続で一日120人を超えていたんだけど。
そう、新規感染者数も2万人超えから1万人台になり、昨日は9,721人と減少傾向です。
死亡者が減少しているのは吉報ですよネ。外国人観光客も急速に増えていますからねぇ~
5月1日からワクチン接種済みであれば 或いは 未接種でも陰性証明書があれば隔離なしで
入国できる、という規制緩和を開始した途端、1日は2万人前後の外国人が入国しました。
ビフォーコロナでは、2019年が過去最高の年間4,000万人近くが来タイし、一日あたり
10万人余りでしたので、5月1日の2万人は幸先良いスタートと言えるでしょうネ。
そんな流れの中 死亡者が減ったのは、まさか、“コロナによる死亡者が多いのはまずい” と
操作したのではないでしょうねぇ~ というのは 昨日、 こんなニュスが流れていました。
6月から予定していた外国人旅行者を対象に導入する300バーツ(約1,100円)の観光税
(入国税)を延期しろと、プラユット首相の鶴の一声が、発せられたとのことです。
この観光税はピパット観光・スポーツ相が進めていた事案であり、入った税金の使用
方法を計画していた最中で、4月から6月に延期すると発表があったばかりでした。
それを昨日の閣議で、プラユット首相が延期を命じたようです。首相は、5月に入り
外国人観光客が増加していることについて、ご満悦だったといいますからネ。
観光業を中心に国内の消費も改善できるかも知れないという時期に、“何をやるんだ” という
想いでしょうか? プラユット首相は今後、”コロナが収束すれば今年は、コロナ禍以前の
約半分である2,000万人の観光客がタイを訪れる可能性がある” と目論んでいるようですから。
延期ではなく、今後も観光税など徴収しなくなるかも知れません。首相は正論で賛同できますよネ。
訪れてくれる外国人の為に、PCR検査などの費用削減や渡航をし易くする煩雑な手続きを排除
している最中に、観光税を新たに設けるなんて とんでもないことです。首相にアッパレです!
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