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タイも地震対策を!

2010年07月31日 | タイのちょっと気になる報道!
  
 タイでは、まだまだ 他人事である “地震” ですが、最近の5年間と その前の5年間との比較では
まだタイの北部ではありますが、その地震の数、三倍になっているそうですヨ・・・ お~ こわぁ~ (怖)

昔からタイは、地震がない国だから と安心し切っておりましたが、とんでもない! マグニチュードが
小さいとはいえ、ホント 頻繁に起こるようになりました… 地殻変動や地盤沈下の影響もあるのでしょう。

今年に入っても、4月にタイ北部チェンライ県ウィエンチャイ郡を震源とするマグニチュード3.5の地震が
発生し 震源地から15キロほど離れたチェンライ市でも揺れが感じられたと聞きました。

 
     <タイの北部やミャンマー・ラオスが心配!>

また つい数日前には、やはりタイ北部のメーホンソン県パーイ郡を震源とするマグニチュード2.0~3.2の
地震が6回も観測され、更に チェンライ県から100キロ程離れたミャンマー東北部を震源とする3.6の
地震もあったようです。 タイ気象局によりますと、いずれも 被害報告はないとの事ですが・・・

 世界の震源分布とプレートを見ると、ミャンマー・ラオスで大型地震が発生しても不思議でもありませんし、
現行では、タイの北部が心配されます。 基本的にタイでは、「地震なんか無いもの」 として、家や建物が
建てられていますから、タイ北部なんかマグニチュード6以上の地震が発生したら全滅ですヨ、きっと!

   
             <ちょうど、中国南部・ミャンマー・ラオスあたりが危険かな?>

現に、07年5月にはラオス北部でマグニチュード6.1、10月にはホアヒンや近隣の市でマグニチュード
5.5クラスの地震を観測しています。 この時にはどちらの地震とも、バンコク以内で大きく揺れを

感じたそうですヨ。 これらの地震については、大きなニュースにもなっていましたら、タイ人も少しは
地震について恐怖感を持つようになってはいますが・・・ また タイ西部のカンチャナブリ周辺と
ミャンマー側にある活断層が、いつ弾けてもおかしくないとも言われていますしネ・・・ 

 バンコク市内で心配なのは、3階建ての古い建物が多く、築30年以上の建物が密集しているエリアも多い
ことでしょう。 ラムカムヘンの地域など、地盤沈下が激しく 年に10センチ程度沈下している場所も

 
  <こんなことに ならなければ良いけど・・・>

あるといいますから… バンコクでは小さな地震の発生でも また他の震源地の影響で建物・家の倒壊の
恐れが十分にあります。 二年前からバンコク都庁では、いくつかのエリアを危険区域に指定して対策を
講じているようです。 が、状況が変化していますから、もっとペースをあげないといけません。

 余談ですが、世界全体に占める日本の地震発生の割合は、マグニチュード6以上の地震回数は世界で
発生した地震のうち20.5%、活火山数は世界全体の7.1%が、この狭い日本に集中しているとか… 
 こんな地震国 日本から、タイ政府も もっと 協力を要請すればいいのにねぇ~   



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