これは朗報と言っていいでしょうかネ。 いや 人によっては意見の分かれるところかも知れません。
昨年2月に、アピシット首相が訪日した際 麻生元首相との会談によって 「両国の受刑者移送条約」 に
ついて実質的合意に達していましたが、先週 ようやく 正式に 「日本・タイ受刑者移送条約の
批准書の交換が東京で行われ、同条約が8月28日に発効すると発表されました。
一定の条件を満たせば、両国で服役中の受刑者が、それぞれの国の刑務所で刑期を務めることになり、
タイで服役中の日本人受刑者は、日本で刑に服する機会が得られます。 昨年1月時点で タイの日本人
受刑者は20人、日本のタイ人受刑者は78人いると聞いていますが・・・
日本に帰れないと思っていたであろう受刑者にとっては嬉しいニュースでしょうネ。
本人の希望を聞くそうですが、現在バンクワン終身刑務所(ノンタブリ市)にいる長期囚人8人を含む
20人の日本人受刑者も日本に移送され、日本国内の刑務所で残りの刑期を過ごすことになります…
この人達の中には、今でも無罪を訴えている人も居ると聞きます、尚のこと感慨無量でしょう。
以前から米国・欧州諸国の受刑者は、タイと 「受刑者移送条約」 が結ばれていましたから、
その大半が刑期半ばで自国へ移送されていましたが、日本とタイは その条約が結ばれていなかった為、
日本人の平均服役年数は他国と比較して長期になると言われていました。 ですので、今までの
日本人受刑者にとり刑期短縮は 「恩赦」 に頼るしかなかったと聞いています。
タイの刑務所は、汚くタコ部屋で 所内のいじめや犯罪も多く 地獄と言われており、お金さえあれば
天国とも言われます。 逆に日本で服役しているタイ人は帰りたくないのかも… さて、どうでしょう?
現在 タイ人受刑者は約18万人おり、その5割以上に当る約10万人が薬物関連の罪で服役していると
言われています。 これは外国人も一緒で タイ内の外国人受刑者数約13,000人の内、麻薬犯が半分の
約7,000人を占めていると… でも 国籍別では殆どがミャンマー人で、日本人も薬物関連が多いのでしょう。
バンコクで発行されている人気フリーペーパー 「ダコDACO」 に、 {南獄手記} と題して “麻薬に
手を出すと どうなるかを 身をもって語り“ 同編集部と一緒になって、タイに出入るする日本人に
麻薬には拘わらぬよう注意を呼び掛けている、竹澤恒夫氏も30年の禁固刑の服役者のお一人です…
現在 終身刑に服している日本人三人は 特にそうですが、家族や友人の面会者が来ない、支持者の
差入れも期待できない 異国の地での刑務所暮らしは、さぞ辛いことでしょう。
決して犯した罪は消えないけれども、日本への移送は素直に喜んであげたいなぁ~
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