バンコクで初めて日系の高校が！

タイにおける日本人在留届数が42,736人と前年から2,487人増えたと在タイ日本大使館から発表があったことを、
昨日当ブログでお伝えしましたが、2000年では21,000人台でしたので、7年で倍になったことになります。

実質　確かに増えてはいますが、この数字にはもう一つの理由がありそうです。

実は2004年12月26日にスマトラ沖大地震でプーケット島とその近辺を大津波が襲い、沢山の行方不明者を出しました。
その時に、タイ国内及び日本から在タイ日本大使館に数多くの問合せが殺到した経緯があり、この被災以来、
大使館からもタイ在中の日本人は在留届を出すよう、呼びかけがあり2005年には在留届数が極端に伸びたようです。

なるほど、頷けますねぇ～。　ロングステイヤーも在留届を出しておいたほうが良いですネ。

日本大使館では、更に継続して2006年も呼びかけており、2003年4月からは「在留届電子システム」を
取り入れていることも功を奏しているそうです。

処で、バンコク都が31,616人で初めて三万人を超えたと伝えられましたが、チェンマイでは1,997人しか届出が無いんですね。
意外と思いきや、タイ国第二の都市と言いましても企業体など殆んど無い地方都市ですものネ。日本のテレビ報道などで
ロングステイのタイ定番の取材先として、よく放映されますが、ロングステイヤーは届出を出していないのでしょうか。
（因みに、チョンブリ（パタヤ・チラチャー）2812人、プーケット525人、アユタヤ840人、でした。）


バンコクで　これだけ日本人の在留者が多くなると、年頃のお子さんを持ったご家庭も多く、学校教育で頭を悩ますでしょうが、
先日のバンコク週報にこんな記事が掲載されていました。

世界で最も生徒数が多いバンコクの日本人学校も、中学までしかありませんが、バンコクにある私立校
ユース・エクスチェンジ・スクール（YES）内にインターナショナルクラスとして、広島県の如水館高校が
一学級設けることが決まったそうです。もちろんタイで初めての日本の高校進出だそうです。

カリキュラムは如水館高校の特進コースに準じた内容で、国語や数学など主要五教科を日本人教員が指導するほか、
タイ語やタイ文化の授業は、タイ人教員が指導するそうです。

今まで高校へ進学するには、インターナショナル・スクールかシンガポールにある日系高校への進学、または家族と別れて
日本に帰国するなどの選択肢しか無かったようですし、これまでも日系高校の開設の要望が多かったようですので、
これは頼もしい選択肢が一つ増えたんではないでしょうか。

昨日の当ブログへのpriusさんの投稿コメントによりますと、「外こもり」と呼ばれる若者がバンコクに沢山居るそうです。
ワタクシらと行動範囲が違うのか、まだ　そういう若者に出遭ったことはありませんが、いつかこのような若者が
通う専門学校もバンコクに出来ちゃったりして・・・ネ。


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト