夢のことを タイ語で 「ファン」 と言います。 下がって上がる、第5声の発音になりますネ。
因みに 平声だと 「歯」 という意味になってしまうので、ここは注意が必要です。
どうでもいいことでした (笑)。 昨日からの続きです。
仏教上の影響とプミポン国王のお言葉によって、タイ人は 「夢や希望」 を 語らない、って ・・・
断定はできませんが、確かに タイの人たちは 身分相応と いうことを 常に わきまえていて、度を 過ぎた
夢を 見ることは、余り 無いように思います。 現実に即した冷静な態度を 持っているような気がしますネ。
<聖水を かける僧侶、夢より 厄除け かな…>
度を 過ぎた夢や希望を 見なければ、それが 破れる喪失感を 味わう必要もありませんものねぇ~ 従って
いつでも平静でいられるわけです。 これが邪魔を して 会社で、仕事上で、上を 目指して頑張る、という
意識が薄いのかも知れません。 冷静過ぎて 言われたこと以上のことを しない、なんて声も ・・・
タイにはムエタイの伝統の影響もあって、ボクシングでも 何人もの世界チャンピオンが誕生しています。
が、彼らは 「夢を 叶える為に頑張った」 というより、「なれるから なった」 という意識の方が強く
<ブアカーオ選手、彼も世界一に…>
ちょっと 調子抜けしますよネ。 当然のこと、相当な努力を しているのでしょうが、そのベクトルは
日本人とは 微妙に異なるようです。 日本人の方が 何でも夢に 繋げやすいのでしょうかねぇ~
タイの有名なロックバンド、スロットマシーンのヒット曲、 「ファン 夢」 の詞に 「悲しみや苦しみが
ない理想の世界、それは ただの夢」 というのがあるそうです。 なんと 現実的な歌詞なんでしょう。
<ロックバンド、スロットマシーン…>
「偉くなりたい」 「出世したい」 「世界一のサッカー選手になりたい」 「ゴルフで優勝したい」 そんな
夢を 抱く子供は、少数派のような気がします ・・・ 勿体ないなぁ~ と いつも思います。
ワタシの憶測ですが、仏教上の中道主義やプミポン国王の「足るを 知る」 のお言葉などで、夢を 持つ
子供が少ないのであれば、なんと 罪な国の背景とお言葉でしょうねぇ~
<宝くじだけでは、ホント 夢がないよなぁ~>
一度 タイ人の友人に聞いてみました! 「あんたの夢か希望は?」 と … 「特にないね、あるのは
宝くじに当る夢、当選番号を 夢に見ることかな」 、、、?? 夢の意味が違うんだけどなぁ~ (苦笑)
お寺にお参りしても、夢を 実現するというより、厄払いの傾向が強いですしネ。 もし タイの
若い人たちが、日本的に描く 「夢を 抱く」 ようになれば、タイは まだ まだ 発展途上国、もっと
もっと 大きな素晴らしい国になると思うけどねぇ~
昨日と今日は、ワタシの 「一人言」 でした!
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