先々週あたりからバンコクのPM2.5(微小粒子状物質)による健康被害に関するニュースが
流れています。それでかな、バンコク市内で欧米人がマスクをしている姿を よく 見かけます。
雨が降らない乾季はPM2.5の数値も悪化しがちですが、バンコク首都圏はじめ、各地で大気汚染が
悪化しているというのです。タイ天然資源環境省・公害汚染管理局によると、8日午前8時時点の
PM2.5の数値が基準値の100を上回り、バンコクで203に達し、大気汚染が過去に無いほど悪化。
特に呼吸器や心臓に疾患がある人は、マスクを着用して外出をするように呼びかけていました。
乾季ですので雨は降りにくいのですが、風も吹かない状態が続くと、大気汚染は改善されず、
健康の人でも「健康に影響がある」水準だといいますから、ちょっと心配です。呼吸器や心臓に
疾患がある人は勿論、健康な人も外出をする時は、マスクを着用するのが良いかもしれません。
そんな中、公害汚染監視局がバンコク首都圏の空気粉塵が減少傾向にあると報じる一方、タイ国立
開発行政研究院の世論調査で、鼻炎と咳の影響を受けている人々への調査結果を発表し、早急に
解決すべきと報告。 政府の見解と調査との違いで「どんち なんだ」と物議を醸し出しています。
バンコク 及び その周辺の大気汚染と粉塵の問題解決は 緊急かどうかの質問では、
「58.6%が非常に緊急である、35.2%が緊急である」という結果でした。大気
汚染と粉塵の影響については、大多数の住民61.5%が 影響あると答えています。
これは深刻ですよネ。 大気汚染になる要因で、まず考えられるのが自動車やバイクの
排気ガスですネ。あとビル建設も盛んですからビルの工事現場から発生する埃、郊外の
工場や発電所の煤煙、ゴミの焼却、地方では森林の野焼き … … 等々でしょうか。
バンコク市内と近郊では、昨年の1月~4月でバスやオートバイも含めて30万台が新たに
導入され、現在は1千万台にもなると聞きます。 要因は明確になっているんですから交通
運行管理での渋滞問題、大規模建設工事の承認問題など、もっと厳しく行なえば、少しは
防御できるんですから「政府も真剣に取り組んでほしい」というのが市民の声でしょう。
この大気汚染は、特にバンコクでは、10月中旬から2月までは乾季で雨が降らず空気中の
微小粒子状物質が滞留しやすくなります。 政府は「人工降雨を作って、空気中の汚染を
洗い流すことも検討している」そうですが、その前に市民の声を聞いてほしいですネ。
3月中旬以降に雨が降り始めれば、状況は良くなりますが、毎年 やって来る問題
ですので、早急の対応が必要ですよネ。 皆さんも渋滞の激しい場所ではご注意を ・・・
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