タイ国でのクリスマスイブは、新規コロナウイルスの感染者は67人を確認(58人が国内)。
クリスマスイベントも軒並みキャンセルとなり、盛り上がらないイブになってしまいました。
バンコク都も16人出て 日ごとに増えており、毎年1月の第二土曜日(今年は1月9日)に
開催されている「子供の日」も、新たな拡大の懸念もあって一週間延期されました。
当日は、子供にお菓子が無料で配られたり、公共交通が無料になったり、国が一丸となって子供の
成長を祝う行事で、子供も楽しみにしていますからネ。なるべく中止は避けてあげたいものです。
プラユット首相 兼 国防相は、“12月に入って感染状況が世界的に悪化しているが、我が国も
この集団感染で、更なる打撃を受けるだろう。 国民もコロナが、深刻な脅威であることに
改めて気づかされたと思う。備えを より整える必要がある” と強く国民に訴えています。
同時に 国防相として軍に対し、クラスターが発生したサムットサコン県に1,000床の野戦病院を
設営するよう指示。また 密入国者を防ぐ為、改めてミャンマー国境の警備強化を命じています。
同県で数百人に及ぶミャンマー人出稼ぎ労働者がコロナに感染していることが判明して大きな
問題に発展。 軍当局も活動しており最近だけでも、密入国のミャンマー人を279人確保して、
ミャンマーへ送り返しています。しかし、なにせ タイとミャンマーの国境は、タイの9県に
またがり、5,526キロに及びます。完全に密入国を阻止することは、難しいことでしょう。
ミャンマーでは9月以降、感染拡大に歯止めが掛からない状況で24日現在、ミャンマーの感染者は
累計119,788人(死亡者2,532人)で タイの感染者数(5,829人・同67人)から見たら驚異的な数字。
ここ一・二カ月以内にミャンマーから不法に入国してきた出稼ぎ労働者がウイルスを持ち
込んだことも十分に考えられます。ましてや国内に100万人以上といわれるミャンマー人
労働者を抱えるタイですから、ミャンマーからのコロナ流入を警戒するのは当然でしょう。
しかしながらタイ政府にも責任があります。労働力不足できつい・汚い・危険の3Kの仕事を外国人
労働者に頼らなければならず、正式なルートでなくても受け入れをしていたこともありましたから。
タイは乾期が本格化しています。気温が下がり空気も乾燥してきていますからネ。いったん
タイ国内で感染が広がると、封じ込めが今までのようには行かないでしょう。要警戒です。
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