サッカーで子供を救えない？

　　
　昨日のブログで、在タイの日本人プロサッカー選手による、在タイ日本人の子供達へのサッカー
教室の紹介をしましたが、昨日のバンコク週報からこんなニュースが流れていました・・・

タイのプロサッカーチーム　「インシー・ポリス・ユナイテッド　（IPU） 」　が、”日本人にもっと
タイのプロサッカーを知って貰いたい”　と、ジャパン デイ・イベントを開催すると云うのです。　

　　　　　
＜IPUの首脳メンバーとマスコット・ガール…　BKK週報から＞

9月26日 (日) 午後1時から、ホームスタジアムであるタマサート大学スタジアムでの開催予定で、
この日は午後6時からIPUとTTMピチットとの試合が行なわれます。　「ジャパン デイ」　イベントは同試合の
前に予定されており、日本人は入場無料だそうですヨ。　日本人の間でTPL　(タイプレミアリーグ）　の

知名度を高めたいんです、って！　当日はIPUの日本人プロ選手、河村 崇大 （ たかひろ31歳） 選手の
サイン会も開かれるようです。　また　日本人の子供達とIPU関係者の子供達との親善試合もあるとか・・・

確かに、タイにプロサッカーがあっても、詳しいことは 余り 知られていませんネ、ましてや　在タイの
日本人は８万人とも10万人居るとも言われていますからネ。　在タイ日本人のサッカーファンの掘起こしは

　
　　　　＜タイではサッカーの人気は非常に高い・・・＞

やってもいいかも知れません。　なんせ　元Ｊリーガーの７選手をはじめ、23名の日本人プロサッカーが
プレーしているんですもの。　実は同チームには、日本でサッカーの様々なマーケティングを成功させて
きた島田哲夫氏という方が　「オフィシャル アドバイザー」　として着任しているんですネ。　どうりで・・・　

　しかし　一方で タイの子供について、こんなニュースも流れていました。

金銭的な理由や家庭崩壊などが原因で、基礎教育を受けていない子供の数は、全国で約200万人、
当該年齢 （3才から17才）　の約11％に相当することが、大学の調査で明らかとなった、と…

なんでも　“ドロップアウトの子”　が、最も多いのは小学生で、続いて中学生、主な原因として金銭的な
問題や家庭の崩壊、病弱のほか　「学校からの強いプレッシャー」　などが挙げられているそうな…

　
＜IT世界大会で優勝！　優秀なタイの学生も多いんだけど…＞

ドロップアウトした生徒を再度受け入れる制度も少なく、逆に　多くの学校が成績の良い生徒だけを
欲しがる傾向が問題視されているようです。　幼くしてドロップアウトした子供達は、将来の就職が難しく、

違法薬物や犯罪行為に走るケースが多いと聞きます。　また　このまま低学歴人口が増加した場合、国の
労働力の低質化を招くことも危惧されている、いう内容でした・・・　

　
　　　＜元気で良い子に育ってほしいなぁ～＞

　低学年の子は、ストリートチルドレンになる可能性が高いのですが、2006年に1万5千人だったのが、
2008年には2万人、現在は3万人前後にまでになるそうですから、これはとても心配です！

　在タイ日本人の子供達は さて置いて、サッカーは、タイの子供の一番の人気スポーツですから
タイのプロサッカーリーグは、タイのこんな子供達をサッカーを通じて何かと　手を差し伸べて
上げられないものかと、切に思います。　　　
　ワタシからも　ホント　お願いしたいですね！！　　



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