今週初めかな、タイ警察がフェイスブック、ツイッター、タイの2ちゃんねると言われる掲示板
パンティップ.com などの書き込みやメッセージを検閲するシステムを導入すると発表 ・・・
なんでも導入に1,200万バーツをかけるそうですが、特定のキーワードを感知させ、データ収集すると
書き込んだ本人とそのアカウント、コメント内容やリンク元・先、シェア、「いいね」を押したデータも
残されるんだとか ・・・ わぁ~ タイもとうとう中国みたいになってしまうんでしょうか。
パンティップ.com (Pantip.com) は、タイでリサーチ業務をするときには、外すことのできない、裾野も
広く、幅広い人が利用、1日1千万 PV を超えるお化けサイトです。 タイの掲示板・コミュニティサイト
としてはナンバーワンの利用者数を誇っています。 タイ人ユーザーには、もはや欠かせない存在で、
社長のワンチャット・パドゥンラット氏が、20年前の1996年に立ち上げた掲示板サイトです。
以前あったパンティップ・プラザ (タイの秋葉原) という IT モールで店を開いていたことから
「パンティップ」 というEC (電子商取引) サイトを制作し、サイト上で販売をするように・・・
その後、「情報交換ができるサイトがあれば便利」 と考え、掲示板サイトにしたんだそうです。 タイでは
パイオニア的な存在となっていますヨ。 米国でもどこの国でも、最初に始めた人の勝利ですよねぇ~
日本関係の話題もかなり活発に投稿・議論されているようで、英語に翻訳しただけでも見応えがあって
面白いと好評です。 しかし、これだけユーザーが増えたら、検閲に対して批判も多くなるでしょうネ。
また1,200万バーツ (約4千万円) で、どのくらいの検閲システムが造れるのか、との声もあります。
ところで、現在 タイでは どのくらの人がインタネットを利用しているんでしょう ・・・
昨年7月の時点で、タイ国立開発行政研究院がタイ全国で行なったインターネットに関する
アンケート調査で、「インターネットを利用している」 との回答は59.2%と約6割の人が利用
しています。 と言うことは45歳以下のタイ人は、ほぼ全員使っている時代になりましたネ。
よく利用するサービスは、「ライン」 が83.3%、「フェイスブック」 78.6%、「グーグル」 19.7%、
「ユーチューブ」 16.4%、「インスタグラム」 13%、「ツイッター」 7.1%でした。 ラインがトップです。
因みに インターネット利用者が使う端末は、「スマートフォン」 が77.3%、「パソコン」 18.5%、「タブレット
端末」 4.2%でした。 ラインについては面白いエピソードが 結構 ありますネ。 明日に続きます。
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