アリア / モリア・ジュタヌガーン姉妹の取材に 注力している間に、タイでも多種な
出来事が 起きています。 タイも高齢化に 向かい、色々な施策を 考え出していますネ ・・・
先週でしたか、政府閣議は 「社会の高齢化が進んでいることから、体への負担の少ない西洋式便器を
導入することが望ましい」 と、一般家庭を 対象に同器を 促進するという議案が承認されたようです。
なんでも 一般家庭のトイレ (しゃがんで用を 足す和式に似たタイ式便器 ー ボウル状容器で水を
くんで流すサイホン式) は、膝に負担を かけ関節炎を 引き起こすなど、体に良くないとか ・・・
<サイホン式 → サイホン作用で汚物を 吸い込むように排出する便器…>
西洋式便器は 商業施設などで普及していますが、通常のトイレは 一般家庭では9割を 占めている
といいます。 それを 保健省では、この3年の内にすべての家庭と公衆トイレの便器を 西洋式に
取り替えると言っています。 そんなこと、できるかなぁ~ というのが実感ですがネ ・・・
タイの総人口 (約6千4百50万人) に占める60歳以上の割合は、2000年9.2%、2010年11.9%、
2020年には15.3% (約9百87万人) になると、予測されているようです。 一方 同じく2020年に
15歳以下は 22%から17%に減ると、されています。 日本の後を 追いかけ始めたようですヨ。
<タイの人口は6千万4百万人…>
確かに これでは 介護技術の施策の必要性が高まるわけです。 でも いきなり トイレの改造とはネ。
やはり 反対意見も出ているようで、公衆トイレでは 一部が洋式便器となっていても、「使い方が
不適切で汚れており、便座に腰掛けることに抵抗がある。 洋式便器の縁に足を 乗せて
しゃがんで用を 足さざるを えない」 という女性の意見が多いと聞きます。
また ガソリンスタンドのオーナーたちは、「洋式にするには、水道工事にもお金もかかるので、
費用の補助が無ければ、洋式にするもつりはない」 と消極的な意見も まま多いようです。
<これが 典型的なタイのトイレですね…>
一般家庭では、「洋式トイレは構造が複雑であるため、タイ式に比べてメンテナンスの費用が
かさむ」 ので 普及させるには、なかなか 難しいと 指摘する専門家もいるとのことです。
政府が閣議で ドシドシ 承認するのは いいですが、もう少し 現場を 調査して、知ってから
具体的な方法論も含めて進めたら良いのに、と いつも思いますねぇ~
<日本では当り前になったウォシュレット…>
トイレの話しで余談ですが、今 タイでも ウォシュレットなる 温水洗浄便座が発売されていますが、
当初は タイの人はお尻を 洗う習慣があるから 売れるだろうと思いきや、逆のようです。
そんな高いもの設置しなくても、今まで通りに洗えばいいと 売れていないようですヨ ・・・
なかなか どうして 政府も民間も お後がよろしくない様ですなぁ~
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます