2月1日まで、タイ28県都で活動制限の再強化を導入！

　
　どうやら日本も タイが発令中の「非常事態宣言」の声が、チラホラ聞こえてきています。

首都であるバンコクは１日、他県に先立ち娯楽施設や学校の閉鎖を決め、飲食店での店内飲食の
禁止など制限の強化を検討している最中です。バンコク都のその近県でも続々と営業制限を発令、
政府も昨日、新型コロナウイルス対策の活動制限を再強化する方針を決めたと発表しています。

　

プラユット首相の承認後、明日から活動制限の再強化を導入するようですが、感染リスクが高い
施設の閉鎖や営業時間の短縮、在宅勤務、県境をまたぐ移動の自粛などを求めるとしています。

具体的な措置は各県知事の判断で定め、２月１日まで適用するとのことです。　感染拡大が
収まらなければ、夜間外出禁止や県境を跨ぐ移動の禁止などの制限が強化され、更に感染者が
増えれば いよいよ全土で「ロックダウン」の秒読みが始まる、という状況になってきました。

　

その方向で良いのかもしれません。昨日は216人の陽性者が確認されましたが、糖尿病を
患っていた47歳のタイ人女性が亡くなっています。12月30日の検査では無症状でしたが、

31日に発症後、翌１日に死亡ですって。やはり基礎疾患を持っていると、コロナは怖いです。
感染死亡者も少なかったタイですが、ここのところ、毎日のように死者が出て累計が64人に。

そうでした、59歳と64歳の日本人男性も陽性が確認され、直近の行動が大きく報じられています。二人は
チェンマイ在住ですが、現在 危険エリアと指定されているチョンブリ県のシラチャに旅行をしていた

　
　＜赤色が最大規制エリア＞

ということです。無症状でしたが、友人の薦めで検査に行ったところ陽性だったといいます。
チェンマイ県では、二人の日本人男性を48番目と49番目の患者として数えられていますネ。

タイ政府は、４日よりバンコク都やチョンブリ県を含む28都県を最大規制エリア（赤色）に
指定します。もし年末年始、お二人のように指定するレッドゾーンを訪れた方は、症状が
無くとも PCR検査に行ったほうが良いでしょうネ。陰性となれば、安心して生活できます。

　

現在、バンコク都との隣接県との往来のある主要14か所にチェックポイントを設置し、疾患検査
（スクリーニング）を実施しています。新年の帰郷者らが早めにバンコク都へ戻ろうとした昨日は
大渋滞となったようですヨ。スクリーニングもあり今日は日曜日で、大渋滞が予想されています。

今回の活動制限の再強化は、８度かな 感染再拡大の懸念があるとして、延長継続している「非常事態
宣言」に基づいています。同宣言は反政府派デモや集会の禁止も命じられるため、その封じ込めに利用
しているとの見方もあり、私もそのように書いてきましたが、今となれば良かったのでしょうネ（苦笑）。　　


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