プラユット首相は、タイ南部において「夜間外出禁止令」の検討の許可に関し、
“南部地域のテロを未然に防ぎ、治安状況を掌握し、そして国家の安全を確保する為”
として、同禁止令の必要性を強く国民に訴えました ・・・ 昨日からの続きです。
もし「夜間外出禁止令」が発令された場合、一年間になるようです。現在 検討されている
タイ南部4県(ヤラー県・パタニー県・ナラティワート県・ソンクラーン県)の内 最も
危険とされている8郡のエリアが対象になるようです。 8郡だけで大丈夫なのかなぁ~
「夜間外出禁止令」では午後10時から午前5時までの間、一般市民は外出を制限されます。
更に一般市民による過激派関連の情報の当局への提供、イスラム過激派メンバーへの協力者に
対する摘発強化などで不安定化している同地域の治安回復に全力を挙げる方針だといいます。
プラユット首相は「夜間外出禁止令」により、“イスラム過激派の活動を封じ込める” として
いますが、これで解決に向かうのでしょうかネ。でも禁止令が逆に過激派を刺激し活発化させる
のではと心配です。長い間、イスラム少数派への厳しい締め付け政策を行なってきましたからねぇ~
「夜間外出禁止令」の導入が検討されはじめたのは、先月5日の事件が発端でしょうネ。
ヤラー県ヤラー市で、治安部隊が不審者やテロ組織メンバーを発見するために設けた2カ所の
検問所が、武装グループの襲撃を受けて、警察官や自警団員の男性11人と住民の女性4人の
計15人が殺害され、5人が負傷したのです。 イスラム過激派による犯行と判断されました。
タイ政府としては “「夜間外出禁止令」は、すでに以前から検討されていたもので、5日の
15人が殺害された検問所襲撃事件とは直接関連がない” としています。が やはり、首都圏に
拡大することも懸念しているようですネ。 8月には こんな事件が起きていましたからネ。
2日に東南アジア諸国連合外相会議が開催されていたバンコク市内で、政府施設や鉄道駅など
3カ所を狙い、6回の爆弾爆発事件が発生。 同時に、4人が負傷したテロ事件も ・・・
これらの事件で タイ南部出身のイスラム教徒3人が逮捕されています。イスラム過激派のテロ
活動は南部地域だけでなく、首都圏まで拡大していると推測しています。よって、今まで以上に
厳戒態勢をとって、南部イスラム教過激派に対する厳しい対策の必要性が高まったのでしょう。
一方で有識者や一部の軍幹部も懸念していますネ。“夜間外出禁止令布告で、逆に過激派の活動が
活発化、戦闘が激化するのでは” と、反対の声も出ているようです。 さて どうなりますか ・・・
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