バンコク市内を 自転車で走るのは危ない、ってば ・・・

　　
　読者の皆さん、“バイクゴルフ” ってご存知です？　自転車の荷台にゴルフクラブを入れ、
セルフでゴルフをしようという試みです。　これもありかなぁ～　なんて思いますけどネ。

ゴルフ人口が激減している米国で、底辺拡大のため あらゆる方法を施策している最中に出てきた
試案だそうです。　ゴルフは歩いて担ぐのが王道だと思いますが、ちょっと面白いと思いません？

　

キャディーバッグを積むのは無理が生じますが、これだと必要なものだけを用意しますから
余計なものをバックに入れないで、整理整頓できて また 気軽になって良いかも知れませんヨ。

自転車と言えば タイでは近年、健康促進と交通渋滞の解消のため やたら自転車に乗ることを
推進しています。バンコク都が進めている道路脇のバイクレーン（自転車レーン）や駐輪場も
増やす計画だといいます。何度も言いますが、その前にやらなければならないことが山積みです。

　

考えてみれば、バンコク首都圏の普通車の速度規制は80キロなんですネ。その他が90キロでトラックが
60キロとなっていますが、その他ってバイクも含まれんでしょうねぇ～　これは恐ろしい数字ですヨ。
ちなみに 日本の一般道の速度規制（最高速度）は30キロから60キロですよネ ・・・

最近になって、バンコク都内の王宮周辺に自転車専用レーンがいくつか設置されていますが、専用レーンと
いっても車道の脇にあるだけで、そこをバイクもビュンビュン走っています。これを見たバンコク都庁は
市街地の最高速度を80キロから50キロに変更するとしていますが、まだのようです。　遅いっちゅうの！

　

王宮辺りでバンコク都が進めている自転車レーンを見てみると、車道脇に１メートルから数メートル
間隔で小さなポールを立て、バイクレーンを緑色に塗って区切っていますが、幅は70センチ位かなぁ～

走る自転車はほとんどなく、これ幸いと渋滞を回避するモーターサイ（バイク）がガンガン走ってます。
政府が自転車に乗ることを促進すればするほど交通事故が増えるような気がしてなりませんねぇ～

スクンビット通り22～20にある自転車の無料貸し出しサービスも、この辺りの渋滞とバイクの数を見たら
乗る気になりません。いや余りに危険で乗れないでしょ。もっと情況を把握してからやってほしいなぁ～

　

今月12日はシリキット王妃が82歳をお迎えになるお誕生日ですが、それを記念し16日に「バイク・
フォー・マム」と銘打ったタイ政府主催のサイクリングイベントがタイ全国で開催される予定です。

政府は国民に対し当日、シリキット王妃の誕生日の色である青い服を着用し、イベントに参加するよう
呼びかけています。バンコクではワチラロンコン皇太子が都内の43キロを自転車で走るそうですヨ。

　

７月28日のワチラロンコン皇太子のお誕生日に合わせ、プラユット首相も閣僚らとサイクルウエアに
着替えて自転車にまたがり、開催されるイベントの予行演習に参加。首相府周辺を走行していましたネ。
　走ってみて、ワタシらが思う危険度を感知しないんでしょうか。一度 聞いてみたいですネ（苦笑）。