今年も今日で2017年が終わりますネ。 ご愛読 ありがとうございました。
読者の皆さん、来年も どうぞ 宜しくお願い致します。
日本では、今年の交通事故による全国の死者数が、1949年の3,790人を下回る
過去最少ペースであることが、ニュースになりました。 素晴らしいことですネ。
今月25日現在の死者数は3,609人で、昨年同期より190人減少したようですが、車の安全
性能の向上や高齢ドライバー対策などが功を奏したと見られています。諸事情が違いますので、
日本と比較することは出来ませんが、タイは減らないどころか増えて 今やその数 世界一です。
タイは躍起になって交通事故死を失くそうと、あの手この手と施策を施していますが、一向に
減りません。 運転免許の取得方法や教育、ドライバーの飲酒運転を含めた安全意識を変えるなど、
しなければ全体に減らないんですが、タイ政府も この辺を どうして分らないんでしょうネ。
タイではこの年末年始の連休にも、警察が全国で対策に力を入れていますが、なんでも、この年末
年始の期間中の交通事故の発生件数と死者数を前年比で5%減らすことを目指しているそうです。
1年前の年末年始には3,919件の交通事故が起きて487人が死亡しています。事故が多く
発生している道路では最高時速を90キロに制限し、昼間もヘッドライトを点灯するよう
呼びかけるとしています。 が、目標が5%減とは低すぎますネ。 さて どうなりますか ・・・
つい最近も米国のリサーチ会社であるワールド・アトラス社による調査で「交通事故の死亡率が
世界でワースト1位」という不名誉なレッテルを張られたばかりです。 世界の主な30カ国で、
タイは10万人中36.2人が交通事故で亡くなっており、最悪の数字です。 昨年もタイでは
交通事故で 年間 約2万2,300人が死亡しています。 これは凄い数字ですよネ ・・・
その調査によると、2位はマラウイの35人、3位がリベリアの33.7人などと、ワースト10位までの
多くをアフリカ諸国が占めています。低所得や中所得の国々を全て合わせても 世界の半分の自動車
しか所有していないようですが、トータルの死亡事故の90%がこれらの国々で起きているそうです。
<アフリカ南東部にあるマラウイ共和国>
死亡率が高い理由として、道路事情の悪さ、運転や道路に関する法律をしっかり執行できて
いないこと、医療も不十分なことが挙げられると、ワールド・アトラス社は指摘しています。
そうです、タイも運転や道路に関する法律をしっかり執行できていないことが大きな要因です!
世界では犠牲者の半分は、歩行者・自転車やバイクなど2輪車に乗った人のようで、東南
アジアと太平洋の国々では死亡率の33%がバイクにによるものという結果が出ているとか。
これもタイと似ていますネ。今年、WHOもタイが「2輪車による死亡事故が最悪な国」という
調査結果を発表しています。確かにタイの事故の多くがオートバイ絡みとなっていますものネ。
今年もタイでは、交通事故が多発している国内の100カ所を交通事故ハイリスク地区として、
これらの地区で12月28日から1月3日の期間、交通事故防止キャンペーンを展開しています。
読者の皆さんは、何度も 当ブログで交通事故死問題を訴えていることに辟易としているでしょうねぇ~
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
毎度のこととは言え頭が下がります。
私にとってこちらのブログを読むことは生活の一部です。
来年も健康に気をつけて更新なさってくださいね。
ありがとうございました。
辟易していません。
既に施行済のタイの交通事故対策
1主要道路は安全地帯で分離してある。
2交差点の信号制御は、一方通行方式。
3小路は一方通行が多い。
4小路には、ハンプを設置している。(住民が勝 手に設置できる。)
5Uターンポイントで事故が多発すると、クロー ズ。
タイの行政は、それなりに実施していますが金メダリストになってしまった原因は何なのでしょうか?
少し偏見をこめて例えると、遊園地で子供が電気自動車を運転している姿に見えます。
ハンドル操作、ブレーキ、危険と感じる時間の短さ・・・どうすればよろしいのでしょうか?
今年度の交通反則金の予算収入は700億円です、取り締まりも厳しいようです。
中国が交通事故死者数は統計が発表されていないのか 多いと思うのだが、、、。
皆さんも、タイの交通事情には呆れると同時に、気にかけているんですねぇ~
交通事故死を減らすには、タイ政府が運転指導など 真の改革を真剣に実施しなければ、改善されないでしょうね。
それを待っております。