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プミポン前国王がご逝去されて1年が過ぎました!

2017年10月13日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 今日 13日は「ラマ9世記念日」の祝日となり、今後 毎年 祭日となります。

早いものでプミポン前国王が昨年10月13日、入院先のバンコクのシリラート病院で
逝去されて1年が経ちました。在位70年、88歳でした。国家の君主として、70年間に
 
 

わたりタイ国を導いてきたのと同時に、世界で最も長く在位した君主として知られ、偉大な
功績を残され 今もなお、タイ国民から絶大な支持と敬愛の念を集めていらっしゃいます。

3年前に受けた胆のう摘出手術以降 入退院を繰り返され、15年12月以来、一切公の場に姿を
現していませんでした。13日の19時に放送されたプラユット首相の緊急演説で「15時52分プミポン
国王崩御」と聞いた時は、全国民が驚き嘆き、またタイ国内は深い悲しみに打ちひしがれました。

 

私らも「ついにこの日が来たか」と思ったものです。崩御の翌日、収容先の病院から王宮に運ばれる
前国王をひと目見ようと、王宮周辺に集まった国民は数万人。皆が涙を流していた光景は世界各国で
放送され、その存在が国民にとっていかに大切であったかを、日本も含めて全世界に知らされました。

プミポン前国王は、国の発展のため、農村開発や灌漑整備、少数民族支援などの王室プロジェクトを
展開し、国内の地方巡幸や病院慰問などを通じて、積極的に国民と交流されたことは余りにも有名です。

 

また世界にも知られた前国王の経済哲学は「足るを知る経済」を提唱したことでしょうネ。
タイに大きな経済危機をもたらした1997年のアジア金融危機の後、タイをこの経済危機から

脱却させる方法として「足るを知る経済」を訴えました。『すべてのタイ国民が、自身の
収入にあった、食べ物に困らないような生活を送る』というのが、この根本精神です。

 

「足るを知る経済」の精神は、土壌や作物の改善に関する研究・開発につながり、国内消費に十分な
量の生産を確保する取り組みがなされ、タイ国の経済危機を救ったと言っても過言ではありません。

先月26日に開催された国際世界平和デー2017では、イリナ・ボコヴァUNESCO事務局長が
「ラマ9世の “足るを知る経済” を手本として、各国のメンバーは15年後の自国の開発計画を
進めてほしい」と発表したほどです。 ますますタイ国民はプミポン前国王を誇りに思うでしょう。

そうでした、時には政治混乱に直接介入し事態を収拾なされ、絶対的な権威と人気を国内外に
示した姿は海外でも讃えられていました。 永遠に国民の胸の中に生き続けるでしょう。

 

いよいよ来週26日に 火葬されます。当日は王宮前広場だけでも約25万人の国民が詰めかけると予想され
7万人の警備員を配置すると、政府は発表しています。明後日の15日と21日にはバンコクの主要道路で

パレードのための予行練習が行なわれるため、道路規制が敷かれるかも知れません。王宮前広場周辺は勿論、
シーロム・スクムヴィット通りなど主要な道路にも影響があるかと思います。 ご留意を ・・・
 来週が国葬となりますが、プミポン前国王の1周忌を迎え 心からお悔やみ申し上げます。   



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