さすがタイの真夏日が続く4月ですネ。先週などタイ各地も気温40度を超えた地区が続出です。
電力消費量も昨年までの最高記録(26,942メガワット)を、4月7日に27.056メガワットで
更新したのに、21日には更に 27.139メガワットで最高記録を再更新してしまいました(苦笑)。
各地で猛暑となり平均気温が38.3度とかになれば、意外と暑さに弱いタイ人のエアコン等の
利用で電気使用量が急増します。そりぁ~ そうでしょう。大型の高級商業施設がドンドン建ち、
高層分譲住宅もバンバン建設されていますから。一番電力を使用するエアコンも大型化しています。
エアコンの他、大型テレビ・冷蔵庫など、電力を消費する商品がかなり売れているようですからネ。
こうした住宅物件の増加も電力消費増加の一翼を担っているんでしょうヨ。 先々 ちょっと心配です。
LEDなどの節電器具も購入できますが、まだまだ値段が高くて普及にまでは いかないようです。
タイも年々電力消費量が 完全に右肩上がりになっており、そこで心配されるのがエネルギー源です。
タイの電力は60%以上を天然ガスに依存し、次が石炭の約20%、水力電力をラオスから輸入し、
国内にあるガス田からも供給されている天然ガスは、ミャンマーからの輸入に依存しています。
でもラオスやミャンマー自体だって、現在 発展途上国で経済もグングン伸びて、電力消費量が
増えているようですから、今後タイへの輸出に大きな影響が出ることは間違いないでしょうネ。
タイには 研究用の小規模原子炉は別として、まだ原子力発電所はありません。建設計画はありますが、
例の東日本大震災での福島原子力発電所事故の影響を受け、計画の具体化が先送りされている状況です。
近い将来、タイもエネルギー源については 大きな問題となるでしょう ・・・
さて、この猛暑によってタイ北部を中心に、各地で熱中症による死者が続出していましたネ。
最高気温が39.4度を記録した北部プレー市では、40~60歳代の男性3人と62歳の女性1人が自宅で
死亡、いずれも熱中症とみられています。中部アユタヤ市内では、53歳の男性が寺の宿舎で死んで
いるのがみつかり、酷暑の中で酒を飲んだため、急性アルコール中毒のショック死のようです。
中部スパンブリ県でも、屋根の修理中に65歳の男性が気を失い、そのまま死亡したらしいです。
このようなニュースを耳にすると、日本の皆さんもタイでゴルフする際、熱中症が
心配されますネ。 その防御策など明日に続きます ・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます