タイ国際航空(TG)が5日、タイと日本路線の運休期間の延長を発表しました。成田・羽田・関西・
中部空港へは7月31日まで運休。新千歳・仙台・福岡空港へは10月24日まで運休となりました。
周知の通り、TGは破産法に基づく会社更生手続きを経て、経営再建を目指すことが
決定したばかりです。 このような延長や方針の変更など、今後もよくあるでしょうネ。
すでにタイ政府は、財務省が保有していた株式の一部を売却し、政府が保有する株式比率を
48%弱にして、タイ国際航空は法的に国営企業でなくなりました。破産裁判所も再建に取り
組みやすくなりました。それでも経営状況が回復するには一年間以上かかると言われています。
しかし、コロナ禍ですからネ。 プラス一年は必要かもしれません。早急には期待できないかも。
そこで昨年まで 更に躍進するのではと、思われていたLCCのエアアジア グループ。 同社も
コロナ禍によって、合併の話が出ているようです。同グループのバンコク・ドンムアン空港を
拠点とするタイ エアアジアが、他社のLCCとの合併を検討していることが報じられました。
コロナ禍の前は、LCCが7社運航していました。が、コロナ禍の市場を考えると 3社で
十分との考えを持っており、他社LCCとの合併を検討し協議を行なっているといいます。
これまで同社は業績良く、人員などを含めたコスト削減をせずにやって来れました。
ですが、さすがにコロナ禍によって、7月までに観光再開の兆候が見られなければ、
人員削減や保有機材も縮小させ、事業規模の縮小を行なわざるを得ないようです。
何しろ ロックダウン時に60機が地上駐機し、一カ月12億バーツ(約41憶円)の損失が発生
したといいますからネ。これで財務状況は悪化し、これまでV字回復に備え確保していた人材も、
需要回復が遅れれば解雇しざるを得ないのでしょう。 そう、親会社も大変なようですからネ。
<再建策を話すエアアジアCEOのリヤド氏>
エアアジアはマレーシアのエアアジアが本体になりますが、本社でも新型コロナウイルスの
パンデミックにより困難な状況が続いています。ついに具体的に「300人以上の従業員を
解雇して事業を削減することが ほぼ決まった」と、マレーシアのマスコミが伝えています。
LCCは元々、低コストでやってきており、“一つの事故などの有事があれば危ない” なんて、
言われて来ました。コロナ禍により各国の大手航空会社でも厳しい立場に置かれているだけに
LCC各社は 尚のこと大変でしょう。LCCも合併など大編成が組まれ、大きく変わるかも知れません。
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