タイ警察は、タイ東部のパタヤで今年3月末に起きた「日本へ向けた振り込め
詐欺グループの日本人15人」の主犯格の一人、日本人(29歳)を逮捕しました。
この男は「15人が詐欺の拠点としていたパタヤの住宅と賃貸契約を結んでいた」として検挙。
事件後、タイ国内各地で行方をくらませていましたが、ついにバンコクで逮捕となりました。
<強制送還された15人>
15人が逮捕された当時、15人の食事などを面倒みていた謎のタイ人女性は、この主犯格から
頼まれて行なっていたんでしょう。しかし、彼女は逮捕されたか、どこにいるのか今は不明です。
逮捕理由は不法滞在の疑いです。でも これで一件落着と思いきや、そうはいかないでしょうネ。
もっと大きな「半グレ集団や反社会的勢力」が裏で操っていますからネ。日本へ強制送還された後、
この主犯格が 今後 どれだけ自供するかにかかってくるでしょう。タイの報道では、彼の顔と実名を
出して報道していました。 タイでは容疑者の顔出しや実名の報道は当たり前のように行ないます。
同事件の日本人15人が、当初は不法就労容疑で逮捕された時も どのメディアも実名と年齢を
報じていました。多少 報道するメディアによっても違いはありますが、パスポートの顔写真の
ページまで、公開されることも少なくありません。顔出しについては隠さず報道するメディアも
あれば、モザイクをかけて報道するメディアもあり、各メディアの判断しだいのようです。
日本へ強制送還された15人、日本での報道では 名前も伏せられ、顔はモザイクがかけられています。
容疑者が実名、顔出しで報じられるのは構わないと思いますが、問題は被害者までも実名、顔出しで
報じられること。これは日本も一緒で、加害者が未成年でモザイクされているのに、
被害者が同じ未成年であっても、報道されるたびに実名と顔出しが行なわれています。
ところで、今までにタイで 中国人や韓国人のグループが、自国への振り込め事件やオンラインの賭博
サイトで逮捕された事件はありましたが、日本人グループが同事件で摘発されたのは初めてです。
過去に例を見ない大事件が なぜパタヤなのか? タイの報道機関が こんな分析をしていました。
* コールセンターの賃料や生活費になる物価などが安く、コストが大幅に抑えられる。
* 安易に協力者を得られる(同事件では「謎の女」のよう者)。
* ビーチ リゾート地であるため、遊びながらのアルバイトとして「かけ子」を集めやすい。
昼はマリンスポーツ、夜はナイトライフなどの誘い水で集めたのだろうと ・・・
* ビーチでの開放感が「かけ子」である犯罪を 忘れさせてくれ、罪の意識が薄れる。
* 拠点が海外の地方都市なので、日本の警察が捜査しにくい。
「拠点が海外の地方都市」これが一番の理由かも知れません。摘発の原因は、コールセンター用に
借りた部屋のオーナーが、室内に多数の電話機があることを不審に思い 警察に通報したことでした。
この機転がなければ、5カ月経った今でも、犯行が繰り返されていたでしょうネ。
この教訓を学び取って、二度と このような詐欺事件を防いでほしいものです。
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年令を39歳と間違えていました。早速 訂正しておきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00010013-houdoukvq-int