日本政府は新型コロナウイルス水際対策の出入国制限に関し、タイ・ベトナム・
豪州・ニュージーランドの四カ国を、今月中に緩和する模様です。 良かったです!
日本で感染拡大を受け、4月から73カ国の外国人が入国拒否の対象にされていました。
ビジネス目的の人が対象ですが、タイ国が最初に 緩和される4カ国の一つに入ったのは
喜ばしいことです。8日時点の新規感染者を見ても納得しますネ。(タイの7人は帰国者)
但し、緩和後も入国の際はPCR検査の陰性証明書と日本での行動計画書の提出は求められます。
そして 日本到着時にも空港でPCR検査を再度行なうなど、厳しい防疫措置は継続されます。また
感染状況をチェックしながら、次は留学生や観光客など段階的に対象を広げていくようです。
そうはなりながらも、日本とタイを よく行き来しているタイの友人は、“日本で完全に新規
感染者が無くならないと行けない” 彼もいつも “東京の満員電車が怖い” 言っていますネ。
10日の新規感染者は、38人(累計 925人)が確認されています。東京都内では18人ですヨ。
同日も接待を伴う飲食店の従業員や客ら「夜の街」関連から7人出ていることもあって、
小池都知事は、特に新宿歌舞伎町(5人)を指定しながら警戒宣言の「東京アラート」を、
現在 発動中です。ですが タイの友人に言わせると、“新宿駅の混雑状況を解決しなければ、
いくら新宿エリアに警戒宣言を出しても意味がない” と、私にクレームしています(苦笑)。
確かに言う通りで反論できませんし同感です。更に「緊急事態宣言」解除後が酷いようです。
バンコク都の高架鉄道や地下鉄では、乗車制限やソーシャルディスタンスなど、しっかり
守られていますから 尚更です。都心はこれを何とかしないと感染者は無くなりませんよネ。
これでは、いつになっても日本から来タイできません。ましてやプラユット首相は慎重です。
新規感染者の減少を理由に発令されている「非常事態宣言」について、9日でしたか、
国民の間から早期解除を求める声が出ていても、“現時点では感染拡大が完全に収束した
とは言えず、宣言を解除することはできない” と述べています。確かに実効性のある感染
拡大対策を 即 実行する為には、非常事態宣言は必要な法的ツールであるとは思います。
本当の理由の半分は、“反政府デモを防守する為に解除しない” と言われてもいますが、日本が
タイの入国制限を解除するように、COVID-19 の抑え込みに成功しているのは事実です。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
日本人(ビジネス関係者)がタイに渡航する場合、PCR検査を3回受ける必要があります。
●飛行機に乗る72時間前までに、クリニック(?)でPCR検査を受けて、陰性証明書を取得する。費用は5万円だそうです。(ビジネスマンは会社負担になるので問題ないようだが)
https://www.clinicfor.life/articles/covid-040/
●スワンナプーム空港に到着したら、空港内でPCR検査を受ける。
●日本に帰国時、3回目のPCR検査を受ける。
問題と考えるのは、日本もタイも空港内でPCR検査をするようなスペースがあるのか?と言う点です。
日本では3月下旬から成田空港と羽田空港でPCR検査をしていますが、暫定的に搭乗ゲートの待合室を使って検査をしています。これ迄は人数が少なかったので、何とか処理できましたが、人数が増えたら、スペースがなく、対応できません。また、PCR検査の結果が出るまで(2~4日?)どこで宿泊させるのか?(段ボールベッド?)難問が山積しています。机上の空論で終わらないように期待します。
また、日本人ビジネスマンの出国予定者用に、PCR検査の専門施設を設置するそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200611-00000011-ann-pol