タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイと米国で 不敬罪論争が ・・・

2012年01月05日 | タイのちょっと気になる報道!
  
 タイで麻薬などの ドラッグ関連で逮捕され、服役する外国人は、後を 絶たないのですが、先月
米国人が不敬罪で逮捕されたことから、米国を 巻き込んだ不敬罪論争で、物議を 醸し出しています …

不敬罪の刑法は、王・王妃・王位継承者・摂政を 侮辱したものは 禁錮3年~15年と定めています。 
まぁ~ 何が侮辱に当たるのか具体的な規定はなく、06年のクーデターで タクシン氏を 失脚させた

反タクシン派政権のもとで、適用が拡大した経緯があります。 07年以降は、起訴件数が それまでの
年間 約30件から約3倍に増えていたようです。 タクシン氏が 王族を 軽視する言動があったからかな …

 
    <カンボジアのフン・セン首相と…>

 我々日本人には、余り ピンとこない罪名なのですが、タイ国内では立派に通用する犯罪であり、ある意味
ドラッグ関連以上の重さがあると言っても過言ではないでしょう。 タイ国民でさえ、現国王の悪口や

批判は 例え 冗談でも良い顔を しませんヨ。 こういった話になると 英国のローヤル・ファミリーと
対比されますが、タイはタイ、英国は英国と しか言いようがありません。 こんな評価を 受けても、です。

 
  <若き日の王族ファミリー…>

昨年 アメリカの人権団体が、アジアの国々のインターネットの自由度を 評価した11年版の報告書で
タイは過去12カ月に状況が悪化した5カ国 (他にイラン・中国・ベトナム・ミャンマー) の一つに指定。 

理由として、王室に関してインターネットの検閲が強化され サイトの閉鎖、コメント投稿者の不敬罪による
投獄などが相次いでいると指摘し、07年以降 裁判所命令で 7万5千のウェブページへの接続が遮断され
このうち 5万7千が不敬罪によるものだったと 報告しています。 そんな中での米国人逮捕でした。

 
<インターネットでも厳しくなる…>

 その逮捕された米国人、タイ国内で禁書に指定されたプミポン国王の半生を 描いた本を
タイ語に翻訳し ネットに掲載されたことが罪に問われ、禁錮二年半の判決を 受けました。 

が、駐タイ米国ケニー大使自ら 「表現の自由を 支持し、彼を 支援し続ける」 述べたもんですから
「内政干渉」 との批判が高まり、先月の16日には米国大使館への抗議デモに繋がったわけですネ。

 抗議デモに驚いた 駐タイ米国大使館は 「米政府はタイの君主制・王室・文化を 尊重する」 と、
慌てて声明を 出しましたが … さぁ~ どうなるんでしょう?  明日に続く … … 



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