タイでは、明日の22日と明後日の23日は、仏教の祝日のため、酒の販売が禁止されます。
外出先でお酒は 飲めませんよぉ~ 静かに自宅か友人宅などで飲んでくださ~い。
最近は 規律が乱れている仏教界ですが、もしも 販売した違反者には 6カ月以下の懲役、
1万バーツ以下の罰金が科されますので、タイ人経営のお店は お酒を 販売しません ・・・
7月22日 (月) アーサーラハブーチャ (三宝節) <陰暦8月の満月の日>
7月23日 (火) カオパンサー (入安居) <三宝節の翌日>
22日は民間と官公庁、23日は官公庁だけが休みとなるようです。
三宝節は 悟りを 開いた釈迦が 初めての弟子5人に 説法し、仏・法・僧の三宝が
成立した日と され、また その5人が弟子に なったことを 記念する日でもあります。
タイでは この時期、雨季になると、昔は 治水施設が良くなかったことから、水侵しに なることが多く、
外出すると稲を 踏みつけたり 虫やカエルなどを 踏み殺してしまうこともあった為、外出を 控える
ように したそうです。 よって昔は この日から三カ月、僧侶は寺に籠って修業を しました。 今では
外出できますが、それでも外泊は禁止されているようです。 これが、カオパンサー (入安居)ですネ。
タイの人は、明日・明後日のような仏教祝日には、午前中に寺院で寄進を 行ない、僧侶の読経で教えを
聴き、聖水を かけて貰い、日が落ちる頃 再び 寺院に行き、ロウソク・線香・花を 手に祈りを 捧げながら
本堂の廻りを 三周する慣習があります。 この二日間は お寺に行くと、そんな光景が観られます。
よく タイ人の9割以上が仏教徒ということを 聞きますが、実際 数年前にタイ統計局が行なった
調査でも、信仰する宗教は仏教93.6%、イスラム教5.5%、キリスト教0.9%という数字だったとか。
そのタイの上座部仏教(現在では差別用語となるので小乗仏教とは言わないそうな …)での
お釈迦さまの教えは、人生は 苦と認識するところから始まり、227の戒律を 守り 執着を 絶って
修行することを 勧めます。 一般の人たちは、今生で僧侶や寺院に功徳を 積めば、来世の幸せに
繋がるという輪廻転生という死生観を 持って、日々 希望を 持って生活しています。
よって、タイの人たちは 生まれた時から死ぬまで来世での幸せを 願い、沢山の功徳を 積みます。
これを タイ語では 「タムブン」 と称されていますよネ。 タイ人の社会は、タムブンを 巡って
動いていると言っても過言ではないでしょう。 でも 寺院や僧侶だけが、タンブンではありません。
人に親切にしてあげたり、強者が弱者を 助けるのもタンブンの一つです。 よく 電車で席を譲って
くれたり、タイ人のお年寄りを 敬う精神も こんなところから来ているのでしょうネ。
そう云えば、騙されても騙されても、タンブン・タンブンと言って、夜にお勤めの女の子に
貢いでいる日本人のお年寄りを 知っていますが、ワタシは、お寺へタンブンに参ります。
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