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旅行会社でツアーを企画…憧れの仕事はノルマ責めだった

2015-07-04 | 労働ニュース
低賃金・長時間労働・パワハラや暴力……。すっかり日本社会で名前が定着した「ブラック企業」だが、いまや中小だけでなく大手企業も「ブラック化」する傾向にあるらしい。労働者が告発する、内部事情とは?

◆店舗から総務に異動したら天国だった

【大手旅行代理店】

年収:370万円(31歳)/勤続年数:9年

部署名:総務部/総社員数:約3000人

 たとえ同じ会社でも労働環境は部署で大きく変わってくる。大手旅行代理店に勤務する熊谷修さん(仮名・31歳)は接客業務を行う店舗に6年、ツアープランを決める旅行企画部に2年在籍の後、昨年総務部に異動。「別の会社かと思うほど仕事が楽になった」と語る。

「労務管理を行う部署なので就業時間の順守が徹底され、残業はなし。店舗時代は毎日平均2時間の残業、旅行企画部にいたときも自宅に仕事を持ち帰り、深夜まで社内プレゼン用のツアー案作りに追われていましたから」

 旅行会社でツアーを企画するなんて、学生や女性がもっとも憧れる仕事のひとつ。けれども、仕事となれば、ユニークなツアーではなく「客が集まるツアー」を考えなければならない。また、旅行業界の給料の安さはよく知られるところ。

 実際、仕事はノルマやストレスとの闘いだったという。

「旅行代理店って目標やノルマって言葉が大好きなんですよね。店舗では社員個人の売上額のグラフを壁に貼っていたりして、成績が悪いと上司から叱責を受けるんです。旅行企画部でも『3か月で10本』とか目標が設定され、その分、業績はよかったけど


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