政府が導入しようとしている時間外労働の上限規制をめぐり、繁忙期1カ月の上限を「100時間」とする方向で調整が進んでいることについて、過労死で家族をなくした遺族や、労働問題に取り組む弁護士の団体が3月15日、東京・永田町の参議院議員会館で集会を開いて、反対の姿勢を強くアピールした。
日本労働弁護団の幹事長をつとめる棗一郎弁護士は「労働時間の上限を労働基準法に明記して、それをやぶる企業に罰則を課すという改正には賛成だ。しかし、(繁忙期に)月100時間未満という例外は、労災の認定基準(80時間)に相当するものだ。上限基準としてふさわしいものなのか」と訴えた。
●1カ月100時間は「過労死ライン」を超えている
時間外労働の上限規制をめぐっては、日本経団連と連合が3月13日、業務の繁忙期などやむを得ない場合、「年間720時間」の上限を設けて、2〜6カ月の平均80時間、1カ月100時・・・・続きはこちら
日本労働弁護団の幹事長をつとめる棗一郎弁護士は「労働時間の上限を労働基準法に明記して、それをやぶる企業に罰則を課すという改正には賛成だ。しかし、(繁忙期に)月100時間未満という例外は、労災の認定基準(80時間)に相当するものだ。上限基準としてふさわしいものなのか」と訴えた。
●1カ月100時間は「過労死ライン」を超えている
時間外労働の上限規制をめぐっては、日本経団連と連合が3月13日、業務の繁忙期などやむを得ない場合、「年間720時間」の上限を設けて、2〜6カ月の平均80時間、1カ月100時・・・・続きはこちら
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