名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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お金よりも休みがほしい 部活動手当増額の問題点

2016-07-31 | 労働ニュース
■時給は数百円

部活動が真っ盛りの季節だ。学校の先生は、土日も夏休みも関係なく、練習や大会引率のために汗水を流している。

この休日の部活動指導が、最低賃金以下で先生たちに任されてきたことは、ほとんど知られていない。現在のところ、文部科学省の指針としては、休日は4時間以上で3000円だ。

ここでは「4時間以上」という点に留意しなければならない。じつは8時間働いても、3000円のままである。朝8時に集合し、練習試合を終えて16時に帰宅で3000円。時給にして数百円の水準である[注]。

■休日の部活動指導 手当2割増額

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群馬高専の寮生が2年間で3人死亡…学校長の対応に疑問の声【寮生連続不審死事件】

2016-07-31 | 労働ニュース
 真相は薮の中である。群馬工業高等専門学校(群馬高専)で14年1月から16年1月にかけて3人の男子学生が亡くなった。一方、その前年度においては、同校教授による生徒への罵倒や人格否定、脅迫を伴ったアカハラにより学生や教官の間に多数の被害者が出た。こうした一連の事件について、学校側からの説明や報告などの経緯を示す記録の開示を求めたが、一切拒否されたまま現在にいたっている。そのため、「市民オンブズマン群馬」(小川賢代表)が8日、西尾典眞校長に対して3度目の公開質問状を提出した。その学校長の対応に、ネットでは疑問の声が広がっている。

 関係者への聞き取りや質問状によると、およそ1年以上にわたる期間内に、電子情報工学科に所属する寮生の連続怪死事件が2件発生。15年6月には寮を出たまま行方不明となった男子学生が1か月後に利根川河川敷近くで遺体で発見され、16年1月には、高崎市内の山中で男子学生が死亡しているのが見つかったという。さらに最近になり、14年1月にも物質工学科所属の

群馬高専の寮生が2年間で3人死亡…学校長の対応に疑問の声【寮生連続不審死事件】
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最低賃金 全国加重平均で24円の引き上げ答申

2016-07-31 | 労働ニュース
 中央最低賃金審議会は28日、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について、全国加重平均で時給24円、率にして3%引き上げを厚生労働大臣に答申した。今後、各地方最低賃金審議会で参考にされ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申されて各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定する。引き上げ額は全都道府県で20円を超える目安額となっている。目安通りに引き上げられれば全国平均で時給は822円になる。

 各都道府県の引き上げ目安は千葉、東京、神奈川、愛知、大阪がAランクの「25円」。茨城、栃木、埼玉、富山、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島がBランクの「24円」。

 北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、香川、福岡がCランクの「22円」。青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄がDランクの「21円」。

 目安通りに改定されれば、東京では

最低賃金 全国加重平均で24円の引き上げ答申
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相模原事件、日本の福祉現場における格差と病理 --- 筒井 冨美

2016-07-30 | 労働ニュース
NHK(http://www3.nhk.or.jp/news/liveblog/sagamihara/)では「36年間勤務した元職員男性」がインタビューで「どうしてこういう感情を抱くようになったのか分からない」と答えていたが、顔の色ツヤも良く、撮影背景の自宅(?)も落ち着いた雰囲気を醸し出していた。(おそらく)昭和時代に採用された施設職員には公務員レベルの待遇が保証されており、「安定した雇用、年齢と共に昇給、年金ばっちり」という現在では垂涎の好待遇だったのだろう。

事件は到底許されることではないが、犯人は「差別的言動でサクッと施設をクビ」になったのは事実であり、元職員男性と同じような仕事なのに(おそらく)非正規の有期雇用で、(特に男性にとっては)結婚やマイホームを夢見ることができるようなレベルの賃金ではなかったのだろう。そして、なまじ公務員待遇の上司や先輩に囲まれて、なおかつその格差を解消する方策がないと知り…テロリスト的な過激思想に染まったのだろうか。

雇用環境が劣悪とされるファーストフード店内には、このような格差は見られない。昭和も平成も待遇に大差はない。アルバイト出身で店長になることは可能だし、店長職もアルバイト職員が妬む程の厚待遇ではない。夜間勤務などの辛い仕事では時給が上がるので、夜勤フリーターと昼間主婦パートが対立することもない。ゆえに、問題行動と言ってもSNSでバカ騒ぎするレベルの報道しかなく、不特定殺人のような過激な事件は見られない。

保育所や老人介護施設にも共通するのだが、日本の福祉には今なおそれなりの予算が計上されているが、まずは建物やら天下り管理職にそれなりの金が廻り、次にベテラン正規職員の福利厚生に廻り、現場で一番辛い仕事をしている人にお金が廻らないシステムだなあ…と、非正規労働者の一人として、しみじみ思わされた事件でもあった。


相模原事件、日本の福祉現場における格差と病理 --- 筒井 冨美
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「安倍政権の言いなり」経団連 会長への冷ややかな視線

2016-07-30 | 労働ニュース
2014年6月に後を継いだ榊原会長は、政権との関係修復に力を注いだ。早速、5年ぶりに会員企業への政治献金の呼びかけを復活。安倍首相と経済界が意見交換する官民対話では、首相からの要請を受け、賃上げや設備投資を積極的に行うよう会員企業へ提案することを表明した。

 こうした関係強化の「見返り」として、経団連は法人税減税などの成果も手にした。しかし、安倍政権の経済政策は、大

「安倍政権の言いなり」経団連 会長への冷ややかな視線
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