ステッドラーのトリプラス・ボール

トリプラス・カラーペンやトリプラス・ファインライナーに引き続き、前から気になっていたトリプラス・ボールを試してみました。

実際にトリプラス・ボールを手にしてみると軸を取り巻くラバーの感触が心地良いことに気付きます。書き味は格別素晴らしいという程でもありませんが、掌に収まる細身のペン軸が気持ち良いので結果として書く行為は楽しい体験となります。

また、今更ながら気付いたのですが、トリプラス・カラーペン、トリプラス・ファインライナー、トリプラス・ボールのいずれもトリプラスシリーズということなのかペン軸の形が一緒なのですね。あまりにデザインが異なるので「トリプラス」を冠してはいるもののそれぞれまったく別のフォームファクターだと思っていました。形が一緒だと何がうれしいかというと、トリプラスシリーズのペンケースにどのトリプラスを選んでもきちんと収まるという点です。伊東屋に行けば74円でトリプラスシリーズ用のプラスチック製ペンケースが売られているので、自分の好きなトリプラスを選んで1セットにすることができます。しかもトリプラスのプラスチック製ペンケースはふたがスタンド代わりになるので、ちょっとしたペンスタンドとしても活用できる優れものです。

ケースに綺麗に収まることが分かったので、トリプラスを全色そろえたい欲望がふつふつとわいてきてしまいました。カラト アクェレルもそうでしたが、1回でも手を出してしまうとなぜかステッドラー製品は全バリエーションが欲しくなるので不思議です。