10年以上前のMac Proをいまだに使い続けています。もちろんAppleの公式なサポートはすでに完了していますが、OpenCore Legacy Patcherというソフトウェアを利用することで、最新のOSもほとんど問題なく使えます。
先週いつものようにMac Proを使っていたら、日本語入力で使っているATOKの自動アップデートが起動し、最新バージョンがリリースされていることを知りました。僕の古いMac ProはCPUの世代が現行品とは異なるので、macOS標準の日本語入力ツールで入力ができません。しかし、ATOKはこの古い世代のCPUでも問題なく動かすことができるので、Mac Proの延命に役立てていました。
が、今回のアップデートはこれまでとは違ったようです。ATOKを新バージョンにアップグレードして再起動を掛けた直後から、まったく日本語が入力できなくなってしまいました。恐らく今回のバージョンからコンパイルオプションが変わって、古い世代のCPUでは対応出来ない命令セットも使われるようになったのでしょう...
藁にもすがる思いで今まで使ったことすらなかったGoogle日本語入力もインストールしてみたのですが、結果はATOK同様ダメでした。
日本語入力ができないことを除けば何の問題もないMac Pro Mid 2010のmacOS Ventura環境ですが、流石に文章が書けないとなってしまうと、そろそろお別れするタイミングかも知れません。とても愛着があるコンピュータだっただけにすぐに決断できないですが...
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