中古品で手に入れたLUMIX DMC-LX3には当初ホットシューカバーがついていたような気がしたのですが、ふと見るとホットシューにカバーはありませんでした。外付けファインダーで似合うものがあればそのうち買おうかと考えてはいたものの、なかなか適当なものがないですし、外付けのスピードライトを付ける予定もありません。裸のままにしておくのも気の毒な気がして、ホットシューカバーを買うことにしました。
Webサイトで簡単に検索するも、LX3には標準でホットシューカバーは付属していないらしく、純正品の型番がすぐには分かりませんでした。ただ、ホットシューなど万国共通だろうと高をくくり、さして深く調べるでもなく家電量販店に足を向けました。
しかし、ホットシューカバーというどう考えても売れ線ではない商品だけに、広い売り場の中でどこに陳列されているのか、いや、そもそも陳列されているのかすら定かではありません。左右を見渡し手の空いた店員さんをめざとく見付け、LUMIXのホットシューカバーが欲しいことを伝えます。親切な店員さんで「ホットシューは共通規格ですが、他社ブランドのロゴが描かれていない方が良いですよね」と僕に話しかけつつ、LUMIX関連のオプションパーツの棚の前まで連れて行ってくれました。生憎、LUMIXブランドのホットシューは陳列されておらず、JJCというサードパーティ製のホットシューカバーを紹介してくれました。確かに特定のブランドロゴは描かれていないので、LX3にも似合いそうです。
いざ家に帰ってLX3に買ってきたばかりのホットシューカバーを取り付けてみたのですが、何ととても固いのです。取り付けられないことはないのですが、結構力を入れて押し込まないとはまらず、いざ取り外す段になると爪がはがれるほどの勢いでないと取り出せません。まぁ、それだけ強力にLX3本体につっくいているのであれば、ホットシューの防御は完璧ですが、ホットシューに無理な力が掛かって壊れてしまうような気もしてきました。
そこであらためてWebで検索してみたところ、LX3(というかパナソニック全般かも知れませんね)はオリンパスかニコンのホットシューカバーがぴったりのようです。ニコンはさておき、確かにパナソニックとオリンパスは同じフォーサーズ規格の盟友だったはずなので、こうした周辺パーツも共通仕様になっているのかも知れません。が、どういう訳かオリンパスのホットシューカバーがネット通販で見付かりません。映像事業を売却してしまったこととか影響あるのですかね、ホットシューカバーなんて売っていたら儲からないですものね...
売っていない物は仕方ないので、ニコンのBS-1というカバーを買ってみることにしました。こちらもAmazonでは在庫が見当たらずどうしようかと思ったものの、ヨドバシカメラに在庫があったので同店で購入しました。万が一LX3にフィットしなくても諦めがつく程度の優しい価格帯なのも嬉しいです。
いざ、ニコンのホットシューカバーをLX3に付けてみると、何と言うことでしょう、このスムーズな装着感。JJCのときの取り付け・取り外しの苦労が嘘のようです。装着時に無理がない点では完璧なのですが、流石に別メーカのカメラに取り付けてしまっているためか、寸法があとほんのちょっとだけ足りないのが玉に瑕です。
本当にあと1mmもいらないくらい、ほんのちょっとだけ寸法が足りないのです。
ともあれ、これで無事にカバー付きで外に持ち出せることになりました。この話が「ホットシューは全メーカー共通」だと思っている方の参考になれば幸いです。
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