先日出掛けたついでに来年の手帳を購入してきました。
今年から使い始めたNOLTY ライツ3です。ブロック式の月間カレンダ欲しさに、能率手帳ゴールドから能率手帳3に乗り換えるなり急遽能率手帳3が絶版になってしまったため、今年から急遽使い始めた手帳がライツ3でした。
同じ日本能率協会マネジメントセンターの手帳とは言え、製品ラインが「能率手帳」シリーズから「ライツ」シリーズに変わることになるので、月間・週間ページのレイアウトや記載内容、紙質など、細かい仕様が結構異なります。それぞれの良さはもちろんありますが、総じてライツ3の明るいデザインは気に入ったので、これといった不満もなくほぼ1年を過ごすことができました。その意味では、来年の手帳としてまたライツ3を選ぶことには何の問題もないはずでした。
しかし運命のいたずらなのか、僕が来年のライツ3を購入した後に、同じ「ライツ」ファミリーにライツメモという手帳があることを知ったのです。
ライツ3がいわゆるレフト式の週間ページであるのに対して、ライツメモの週間ページはバーティカル式の紙面のほぼすべてを方眼メモにしたページ構成になっています。ここ数年は勤務先のスケジュール管理がOutlookベースになっているので、自分の予定はGoogleカレンダーやOutlookに入力するだけで済ませていて、紙の手帳にスケジュールを記入することはほとんどなくなりました。手帳に書くのは、その週にやらなければならないタスクや、ちょっとしたアイディア、所感などのメモが中心です。こうした手帳の利用目的の変化を考えると、ライツ3の「レフト式」週間ページよりも、ライツメモのように週間ページ1週間分まるまるメモ欄として使えた方が使い易いのではないでしょうか。
きちんと調べずに来年用のライツ3を買ってしまったことを後悔し始めました...しかし、ライツメモにもいくつか難点があります。
まず、いわゆる能率手帳サイズ(H 144mm x W 95mm)よりも一回り小さい小型版(H 130mm x W 85mm)だということです。能率手帳ゴールドを利用していたときから何年も愛用しているペンホルダやペンが、小型版のライツメモだとサイズの兼ね合いで使えない可能性が高いのです。
また、ライツメモにはしおりが付いていません。ライツ3は黄色とライトグレーのしおりが付いており、見ているだけで気持ちが少し明るくなるの気に入っていました。一方のライツメモは、ページの右端部分にポッチングがされているので、それを切り取ってしおり代わりに使う仕様になっています。能率手帳もライツ3もしおりが2本付いているので、僕は現在の週のページを開くためにしおりを1本使い、残りのもう1本のしおりは、やり残しているタスクが書かれているページや、直後の打ち合わせや作業の参考になるメモが書かれているページにはさんでおくのに使っていました。
これまで愛用していたペンやペンホルダが使え、週間ページやしおりも使い慣れたライツ3の安定性を取るべきか、そうしたリスクを承知で新しいライツメモに舵を切るべきか。まだ来年がはじまるまで1か月以上あるにも拘わらず、来年の手帳の選択が正しかったのか後悔し始めました。
いっそ両方とも使ってしまえば良いのでしょうか?
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