10月の終わりにMac Pro Mid 2010にmacOS Montereyをインストールしました。Mac Pro Mid 2010は、その名の通り10年以上前に発売されたMacですので、最新のmacOS MontereyではAppleが公式に認めるインストール可能なMacの機種になっていません。この古いMacにmacOS Montereyをインストールした経緯と、直近1か月あまりの使用感を振り返ってみます。
Mac Pro Mid 2010にmacOS Montereyをインストールする - 物欲王
macOSMontereymacOSMonterey。これまで以上につながれる機能。楽しい新機能が加わるFaceTime。まったく新しいSa...
Mac Pro Mid 2010にmacOS Montereyをインストールする - 物欲王
ありがたいことに古いMacに最新macOSを入れるための非公式なツールが様々用意されています。自己責任であることを前提に、僕の使っている10年以上前のMac ProでもmacOS Montereyをインストールできます。一定の要件を満たすMacであれば、Mac Pro以外の旧式Macへのインストール成功事例は多々見付かりますね。僕のMac Proで試した限りだと、macOS Catalina Patcherを使ってmacOS Catalinaをインストールし、OpenCore Legacy PatcherをCatalinaをインストールしたディスクに適用することでmacOS Big Surにアップデートしてしまえば、通常のmacOSのアップグレード手順でいとも簡単にmacOS Montereyが導入できました。
僕の場合は、インストール翌日にWi-Fiが使えなくなったことに気付きましたが、OpenCore Legacy Patcherのポストインストールパッチを適用するだけであっさり解決しました。その後不具合らしきものは特になく、敢えて気になると言えばSafariの画面表示がとても遅くなる/部分的に表示されないWebページがあったり、ごく稀に画面が一瞬ちらつくことがあるくらいでしょうか。ただ、これらがmacOS Montereyをインストールした影響によるものなのか、僕が使っているビデオカードなどハードウェア的な問題なのかは分かりません。Webページの表示問題はFirefoxやChromeを使うと問題なく表示されるので、今後のSafariのバージョンアップ等で解消していくことも期待できます。
使用感に関してですが、十分現役でいろいろな作業に使えますね。僕の場合は
- PowerPointやExcel、Wordで資料を作る
- Webサイトの閲覧
- メッセージ(メール、メッセージ、LINEなど)のやり取り
- 音楽を聴く
- 時々撮った写真をRAW現像
- Civilization V / VI
がこのMac Proの主な利用用途なのですが、ほとんどストレスを感じることなく使い続けられています。macOSがBig Sur、Montereyなのかといったことよりも、ディスクをSSDに換装しているかHDDのまま使い続けているかの方が、よっぽど使用感への影響が大きいです。今お使いのMacにインストールされているmacOSで特に不満なく使えているのであれば、macOS Montereyにアップグレードしても引き続き快適に使えることでしょう。
Mac Pro Mid 2010は見た目も好きですし、愛着があるので、このままずっと使い続けていきたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます