物欲王

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ニコンのフィルムカメラ製品ラインアップ見直し

2006-03-14 01:30:50 | 写真/カメラ
コニカミノルタの例を引くまでもなくニコンもカメラ製品ラインの見直しが掛かる等という噂を耳にして久しいものの、つい最近まで具体的にどのように再編されるのか意識していませんでした。出遅れ感は否めませんがニコンのプレスリリースを確認してみたところ、どうでしょう! もう絶望的な内容ではないですか。

ニコンファンの方に叱られてしまうかも知れませんが、僕はそれほどニコン製品に対して思い入れが強い方ではありませんでした。10年程前に無性にマニュアルカメラで写真が撮ってみたくなり、New FM2という機種を手に入れたのがニコンと接するようになったきっかけです。カメラに疎い僕がニコンを選んだ理由は簡単で、当時もっともマニュアルカメラ関連製品が充実していて、豊富な交換レンズと入門機からフラグシップ機までのカメラ本体が現行品で手に入ったからです。素人ながら古い機種も現行で販売し続けるというニコンの気概には感じるところがありましたね。趣味人であれば気の利いた中古カメラに手がいくところでしょうが、僕の場合は写真撮影というよりは滅入った気分を晴らすフォトセラピーの一環でカメラを必要としていたので現行品以外に選択肢はありませんでした。

# カメラが満足に動かなくてイライラしてしまったら本末転倒ですから。

閑話休題、ニコンの製品ライン見直しですが、フィルムカメラはF6FM10以外はすべて販売が中止され、マニュアルフォーカスの交換レンズ群については何と9本を除いてすべてEOLとなってしまいました。すでに生産中止となっている製品に対して文句を言うのもなんですが、残すのであればFM10ではなくやはりFM3Aでしたよね。また、交換レンズについて言えば、生産中止品には以前から悶々としていたAi 105mm F1.8SAi 135 F2S等も含まれているではないですか。これらが現行品として入手できなくなってしまうのは非常に残念なことです。

出遅れは承知で、とある量販店にマニュアルフォーカスの販売状況を今更ながら確認しに行ってみました。結果は惨憺たる状況で生産継続とされた9本のレンズすら在庫があまりない状況で、販売中止となった製品については見る影もありませんでした。後悔先に立たずというやつですね。

こんなことなら楽器だとか、服だとか、パソコンだとかに無駄なお金を割かずにニコン製品の売り上げ貢献に協力しておけば良かったですよ。


Nikon AI 135 F2 S

ニコン

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