昨夜macOS Montereyをインストールしたのですが、ふとWi-Fiが使えなくなっていることに気付きました。正確に書くと、Wi-Fi自体はオンに出来るのですが、macOS Big Surで昨日まで使えていたWi-Fiネットワークがまったく検出できなくなっているのです。macOS Big Surをインストールした時にはまったく不要だったのですが、もしかしたらOpenCoreのpost install patchを適用する必要があるのかと思い立ち、試してみることにしました。
昨日macOS Big Sur上で使ったGUI版のOpenCore Legacy Patcherは、macOS Montereyインストール後からきちんと動作しなくなってしまいました。起動はするのですが、何か処理を行うとプロセスごと死んでしまう現象が発生するようになっていました。そこでOpenCore Legacy PatcherのサイトからCLI版のOpenCore-Patcher-TUI.app.zipをダウンロードして利用しました。
勢いOpenCore-Patcher-TUI.appをダブルクリックし、メニューから「3. Post-Install Volume Patch」を選んでみたのですが、「SIPを無効にして下さい」的な英語のメッセージが出てくるだけで、まったく進みませんでした。そこで、「5. Patcher Settings」→「2. Security Settings」→「1. Set System Integrity Protection (SIP)」→「2. Disable SIP」を選択した後に「q」を3〜4回入力してトップメニューに戻り、「1. Build OpenCore」を実施してさらに「2. Install OpenCore to USB/internal drive」で起動ドライブ(いわゆるMacintosh HD)にOpenCoreをインストールし再起動したら、再起動後からトップメニューの「3. Post-Install Volume Patch」がそれらしい動きになってWi-Fi用のパッチをインストールすることが出来ました。本当に素晴らしいです、OpenCore!
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