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中欧ツアーから7   P.ブリューゲルに再会2 名画「雪中の狩人」

2018-10-21 08:34:43 | 旅行
このところ朝寒。気温13℃に。初雪の便りもちらほら。

自然史美術史美術館は大変広い。迷子になりそう。
この絵は季節画「雪中の狩人」。彼以前にこのような風景画を描いた画家はいないらしい。

独断的な感想; 空が暗く大雪になりそうな気配もある。
猟犬を連れた狩人3人。獲物は狐、たぬき、うさぎなど。棒で獲物を追い出し犬に追わせる。
左手には焚火で暖。氷の張った田んぼでアイススケートを楽しむ人たち。冬のカラスが不気味。
これらの取り合わせが何とも心憎い。単身赴任した山形の東根を思い出す。雪国育ちのためか大変親しみを覚える名画。

♦お詫び 前回「野外での婚礼の踊り」の正しい作者はピーターブリューゲル2世(長男)。


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