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折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

21-12 風薫る5月 古代エジプト展㈠天地創造の神話

2021-05-02 15:43:23 | 身近な写真

 いよいよ風薫る5月、ベストシーズン。GWは行楽地は賑わいを見せるはず。新型コロナウイルスの変異種(英国型N501Y)が蔓延して3度目の緊急事態宣言。感染率が2倍とか。高齢者の重篤化が心配。

 埼玉県にまん延防止等重点措置発令、朝霞市もその適用区域に指定され感染が現実味を帯びる。

 4月28日から5月11日まで飲食店営業時間午後8時まで(酒類の提供を終日自粛するよう要請中)。対象地域;さいたま市、川口市に加え 川越市、所沢市、越谷市、草加市、蕨市、戸田市、朝霞市志木市和光市新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳町 計15市町 

 そんな折(4/1)両国駅の江戸東京博物館古代エジプト展(国立ベルリン・エジプト博物館所蔵品)。4/4までの開催なので細心の注意をして強行突破。館内はほどほどの混み具合だ。

 最も古い作品はレリーフで紀元前2479年ごろ、今から4500年前のもの。日本は美術展で写真撮影禁止だが古代エジプト展作品が石、青銅製等なのですべて撮影OK。気持ちの赴くままシャッターを押す。これらの作品が紀元前、すなわち2000年以上前に作られその後ローマ帝国へと引き継がれたことを思うとチョット頭が混乱しそうになる。

江戸東京博物館へ  国立ベルリン博物館所蔵 古代エジプト展ー天地創造の神話ーの看板が出迎える

江戸東京博物館のエントランス方面 4/1 まだ桜が咲いている

裏手に真新しいAPAホテルがそびえる

有翼の女神、恐らくヌウト女神の形のミイラの装飾 前332年ごろ 裏打ちされた布、彩色 比較的新しい装飾 デザイン的は現在に通じる どこかの飛行機会社の襟章と見間違いそう

イシス女神の小像 オリシス神の小像 前664年ごろ 材質はファイアンス(古代エジプトの陶器、錫釉(すずゆう)を用いた色絵陶器)

セクメト女神立像(上半部)顔はライオン型 前1400年ごろ 花崗岩

ナイルの神の像(上半部) 前1976年頃(4000年前) 黒色花崗閃緑岩 スフインクスの原型と考える

コンス女神(上半部)花崗岩 前1279年 頭上に日輪(太陽)を抱く エジプトは太陽を神としていたことがわかる

セクメト女神座像 前1388 顔はライオン やはり頭上に太陽が 花崗閃緑岩

バステト女神座像 ネコ2世治世時の作品 前600年 青銅  猫はほとんどリアルな形状

マングースの小像 青銅 前664年ごろ 日輪が頭上に 

ハトシェプト女王あるいはトトメス3世のスフィンクス像頭部 前1479年頃 石製

こちらもスフィンクスの原型と考えられる       次回も続きをお送りする

 古い話だが昭和41年就職した会社の独身寮名が「薫風寮」。古いモルタルのオンボロアパート(終戦直後建てられた?)で2階建て。3畳に2人住まい、布団を引くと座る場所もない。寝るだけの空間だった。風呂は別棟で薪を焚いた。典型的な戦後風景だろう。白黒テレビは食堂に1台のみ。3年間お世話になった。                       ではまた



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