* コーギーな生活へようこそ *

ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

昔話・コーギーとの出逢い編④

2008-10-11 | 昔話
「あなたたぬきの子、連れてきたの
抱いて帰った、子犬を見て母が叫んだ。

そんな訳あるかい。
確かに、コーギーの子を頂いて来たのじゃ
とか言いたかったが、この姿じゃ、なんとも言えず・・・
耳も小さいし、色も茶色じゃないし。

今ほど、ネットも普及していなかったので、
情報は限られていて、もっぱら情報源は犬雑誌や図鑑。
そして当たり前の様に、記載されてるのは「成犬の姿」
子犬の姿、ましてやショップに並ぶより幼い子犬の姿なんて、
情報としてもお目にかかることは、まだまだ難しい世の中。

なんて話をしながら、くるくると巻かれていたタオルを取ると・・・。




「へっ しっぽがないっ




犬といえば、ちぎれんばかりに振るしっぽ
嬉しいと、気持ちい位揺れるしっぽ
犬であるから、しっぽ
みたいな先入観の塊な一般庶民の私は、あっけに取られて
しばし、ぼーぜん・・・


いや、だって日本猫じゃあるまいし、
だって犬なのにね。。。。


そこで、よく記憶を復習した訳です。
言われてみたら、雑誌に掲載されていた、コーギーの写真に、
尻尾は写っていなかったな、と。


ある物で当たり前、と思っていた私は、大きな衝撃をうけたのでした




そして、コーギーの変身振りに
もっともっと驚かされる、私、こと飼い主。
そうです。やっと晴れて「飼い主」の称号を頂く訳です


続く。
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昔話・コーギーとの出逢い編③

2008-10-11 | 昔話
待ちにまった日がやってきた
「そろそろ親離れが大丈夫ですよ、迎えにきてください」
仕事中、携帯へ連絡がっ


ああっ、あのもぐらみたいな子は、どんなになったんだろう
もう頭の中は、お花咲いちゃって・・・人生で一番ドキドキ
逸る思いを我慢して・・・週末、いざお迎えへ
子犬を決定する時も、同行してくれた友人が今回も運転を担当。

ブリーダーさんで、いろいろ説明を受け、
今回の子の母犬は、「まちゃこ(真茶子?)」っていうんですよ~
なんて愉しい話すら、上の空・・・おいっ。しっかりしろ私。

そして~・・・・いよいよ、いよいよだっ





お漏らし防止のため、お尻をタオルでクルクル巻かれて、
手渡された子犬は・・・。う~んっ、なんだか微妙・・・
本当にコーギーなの?これ。だって狸系の毛色だしさ。
ま、白い模様はね、確かにこの子ですよ。この子だけどさ。
なんとなく、微妙~・・・ な気持ちで、
子犬を抱えて車に向かう、その時、強い視線を感じて振り返ると。


大きめのケージに入って、1匹の子犬を足元に携えた、
綺麗なコーギーが、凛とした瞳で、じっ・・・と見ていた。
いつまでもその涼しげな表情で、私たちを見ていた。


走り出した車の中で、思った。
ああ、あれ、絶対にまちゃこさん(母犬)だったんだ。間違いない。

「連れてくのね? 頼んだわよ。」  
そんな瞳だった。
そんな声が、聞こえた気がした。


膝の上の子犬は、ぽや~・・・と、ただ抱かれていた。
自宅へ向かう車は走る。


そして・・・


続く。
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