先日は、老いたジジイ犬にお祝いのコメント、
沢山、たくさん、ありがとうございましたm(__)m
こんな風にお気持ちを寄せていただいたこと、
とても…とても嬉しく思います。
そして、感謝致しております。
また、ゆっくりゆっくり、
重ねてゆく毎日です。
これからも、よろしくお願い致します。
* * *
このお話は…
15歳になった2日目の、夜のお散歩の出来事です。
15歳になって、皆さまにお祝いして頂いて、
浮かれていたのか、はたまた、
単に老いで判断が弱っていたのか…は、
本人(犬)でないと、解りかねる部分ではありますが…。
3コギニャン家の住む町は、
山坂の多い住宅地です。
開発も進み、住宅は新旧みっちり
家、イエ、いえーい
…という程、家ばかりなのですが、
場所によっては、ポツン…と、
取り残された様に…畑が一角残っていたりするのです。
その道は、もう、何百回と通った道。
道が一か所狭くなっていて、急坂になっています。
左手に畑、そして、畑とその道路までは、
自然の法地（急斜面）になっています。
法地は高さ3ｍ程で、深く雑草が生い茂っています。
お散歩の時、一足前を2コギ、
カイヌシ、一足遅れて、もりし。
そんな姿で歩いているので、
カイヌシは歩きながら、ちょくちょく、
前を見たり、後ろをみたりとお散歩をします。
たまたま、その下り坂に差し掛かったとき、
後ろを振り返ったカイヌシの視界に入ってきたものは…
片輪が脱輪し、ちょっと斜めってる もりし！
あ…
…と思った瞬間、
スローモーションの様に、もりしが崖へ転落し、
消えて行ったのです…
こういう瞬間って、動けないのですねー…(笑)
消えた崖下から…
ぴーぴー…ぴー…
と、男の助けを呼ぶ鼻笛が…
覗き込むと、雑草に引っかかり、
横倒しの もりカー発見
そして、辺りに響き渡る、救助を求めるぴーぴー音(笑)
さて、ここから救出劇の始まりです。
お散歩バックを道路に置き、
他、2コギのリードを繋ぐ場所も、間もなかったので、
（のんびりしていると、ズルズル更に落ちてゆくのだっ…
）
左手に、2匹のリードを引っ掛け、
法面を下るも…自然の法地な為に踏ん張りがきかない
それでも…
なんとか、もりカーを抱え上げ、
道路に這い上がろう…と、見上げると、
覗き込む…
ヤジコギ2匹…！
その悲愴に満ちた2匹の真剣な眼差し（犬なのに！）が、
もう、なんだか可笑しくって、
ゲラゲラ笑ってしまって、力が入らない～っ(笑)
何の罰ゲーム？？？
とか思いながら、笑いながら、頑張ったでやんす
何度か、カイヌシもろとも
落ちそうになりつつも、なんとか救出！
カイヌシと、もりカー…
体中に引っ付きムシが付き…(笑)
取るのが大変だったのでした…(笑)
えらいことになった、15歳2日目の夜散歩でした(笑)
救助を受けてからの もりしは…
今度は、自分が引っ付きムシになったかのように、
カイヌシにくっ付いて歩くようになりました…
邪魔…。
そして、鼻笛も増えてます。
困ったジジイです…( 一一)
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