* コーギーな生活へようこそ *

ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

もりし最期の日へ向かって。

2017-02-05 | もりし(コギ♂)

※最期の日までの状況を記します。

老齢のワンコを抱えられている飼い主様や、

目に留めてくださった方の、

参考知識のひとつになれば…と思います。

 

長く、重くなります。

ご興味のない方は飛ばしてくださいね!

 

 

これは1月29日の もりし。

自力で寝床から移動したりして、

狭い範囲ながらも好きな場所で寝ていた

 

 

 

なんとなく…の変調は2月1日(水)の朝から。

「食事を摂りたがらない」

あれ? おかしいな。

ぼんやり感じたのを憶えている…。

それでもお薬(錠剤)入りのお芋の1片

口元へ運ぶと、瞳輝かせ大口開けてバクっと食べる(笑)

性急に動かずに大丈夫そうかも?

そう、なんとなく。

ただ、この日は病院の定休日。

ついてないなー…

そう思うと同時に、

翌日には、あさイチでの診察の予約済。

この朝の尿も通常量、便も良便。

性急に動かずに大丈夫かなぁ?

ぼんやり…そんな事を考えながら…。

実は遡る28日(土)朝にも食欲不振があり、

病院へ行く…という流れがあり。

その時は、胃腸が停滞している…との診断で、

胃腸を動かす注射と、

合わせてお薬を頂いてきており、

この食欲不振はすぐに戻り、

31日(火)の夜まで、普通にご飯を食べ、

気にすることなく日常を過ごせていた。

 

その翌日の朝、1日(水)の食欲不振。 

続いて、異変をなんとなく感じたのはお昼過ぎ。

「ふんが、ふんが…」

呼吸がいつもと違う気がする。

でも…

DM進行に伴い、身体の不自由さが増してからは、

昼夜問わず、そんな呼吸をする事もあり、

※寝にくい時などに起こる。

気にする程でもないのかな…と。

寝がえりをさせたりして様子を見る。

ただ、翌日から雪遊びへ出る予定をしていたので、

お友達と連絡を取り、

予定をキャンセルする運びに。

それでも、何か…気にかかる部分も有り、

丁度、10日程前(22日、日)肝臓の検査を受けた

高度医療センターへ問い合わせをする。

ここでもついていなくて、

もりし の検査を親身になって行ってくださった

S先生は本日、お休み…とのこと。

代理の獣医師に症状をお話しすると、

性急な感じではないけれど…とのこと。

17時過ぎ、何気なく日常のおパンツ交換を行った際、

パットには通常の量の尿…そして、

まさに交換のタイミングで、

経血の様なドロっとしたゼリー状のものが排出されたので、

これはおかしい…と、

近所の古巣の病院(カルテ有り)へ走る事に

*

血液検査が10日前の検査と大きく異なり、

※10日前の血液&肝臓検査の結果報告書類はこの時持参。

腎臓の数値が跳ね上がっており、

「急性腎不全」との診断に。 

レントゲンでは左肺に軽度の肺炎。

造影剤検査では管の詰まり等…問題なし。

※管の詰まりが有った場合、点滴が逆効果となる場合が有るらしい。

消化器系は少し停滞気味。 

急性腎不全に至った原因は、この段階の検査項目では

判断が出来ない…とのこと。

そして、老齢であること。

免疫機能が著しく落ちていること。

※経血は、炎症が進み膀胱内膜が剥がれ出た可能性が高いとの事。

急性腎不全という特性から、

この夜、急逝する可能性は大きい…と。

しばし、考える。

ここは24時間(夜間救急)対応病院なので、

治療は、自宅より優先的に受けられるかもしれない。

入院を薦められるも、連れて帰る事にする。 

入院室で1匹で逝くことになったら…という心理が働く。

皮下点滴(補液)と、抗生物質の注射での対応。

(この段階では、翌日検査を薦められていた。)

自宅に戻る道すがら、母に連絡を取る。

急いで向かう…とのこと。

 

帰宅。

もりし、いつもの場所へ。

健常なコと比べたら、

ぐったり…と記せばグッタリなのだろうが、

身体が不自由になってからは、

日常がこんな感じだった。

表情も、瞳も…力が有る。

*

遅くなる前に…W先生(北海道)へ連絡を入れる。

明日の検査の必要性を問いたかった。

正直、自身では必要ない…と感じながらも、

経験の少ない私では、判断をする勇気が出ず。

「状況から老衰の可能性は高いと思う」

老犬は小さな体調変化、ボタンの掛け違いが引き金になって、

急変してしまう事も有るのだとか。

「検査をして、その得られた情報を持ってしても、

現段階では有効な手段にはならないよ…」と。

老いた身体、ボロボロの臓器、

そして、益々進行するDM。

辛い検査を天秤にかけても、

きっと明るい未来は難しいだろうなぁ…と、

素人ながらにぼんやり感じていたそのままを言い当てるW先生。

「補液と、抗生物質、あとステロイド注射かな。」

ステロイドはむくみなどを取り除いてくれる効果も有るらしく、こんな時は有効との事。

明日、命が有ったら…

検査を断って、W先生の対処療法にしてもらおう。

そう決めて、電話を切った。

 

そして、長い夜の始まりです。

 

 

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